受験番号

慶應は3校とも受験手続きが郵送によって行われます。

したがって、まあ、受験番号が早くなるのか、遅くなるのは、多少なりとも早くだせば早くなるかもしれないが、だからといって本当にそうなるかどうかわからない。

普通部は午後まで入試があるが、受験番号が早ければ早く終わるのではないか、ということで早く出した方が有利みたいな話になりましたが、そんなことはありません。

みんな似たような時間に、つまり3時から4時の間に出てくるので、まず間違いなく午後入試には間に合いません。

同じように早い番号がとれれば、面接や二次試験も早くなるのでは?という考えもあるでしょうが。これもいまくいくかどうかの保障はない。

ということで、受験番号は運を天に任せる、ということで良いのではないでしょうか。


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女子の1日校

女子の場合、普通が男子校だから1日は慶應以外の学校を受験することになります。

で、この選択が難しい。湘南、中等部と受験して一次合格すればそれぞれ4日、5日と二次試験になってしまうので、他の学校を受験することができない。

だから1日に抑えたい、というのも妥当な選択の一つでしょう。

しかし1日には御三家をはじめ、魅力ある上位校が並んでいる。早稲田実業もある。でもそんなに上を並べては・・・、と塾から釘をさされるケースもあるかもしれません。

確かに1日はまあ、順当に入る学校を受けた方が良い、とは思います。それで合格できていれば、後が本当に楽だから。もちろん上位校であっても1日に合格できていれば、それはそれで良いのですが。

この辺がやはりしびれる選択、であることは間違いない。千葉や埼玉で抑えられていれば、もちろん楽なのですが。


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午後入試の可能性

最近は午後入試が行われるようになったので、何とか間に合わないかなあ、と思われることもあるかと思います。

まず2月1日の普通部。これはまったく可能性がないでしょう。本来二次試験でやる面接と体育実技を全員に課すため、終了時刻は16時前後になるから、さすがにこれは間に合わない。

では2月2日の湘南。平均して12時すぎには終わっているのですが、湘南は遠い。したがって、当然のことながら朝早くから出て行かないといけない。その分、結構疲れているからたとえ間に合っても結構負担が多いでしょう。

2月3日の中等部は午前中で終わるし、三田だからいろいろなところに行きやすい。しかし3日は午後入試の数もある程度限られてしまう。ここが悩ましいところです。

あまり無理であるならば男子はやはり3校受験をやめて、1校別の学校を考えた方が良いかもしれません。


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面接の練習

慶應中等部、湘南では面接がありますが、子どもの面接の練習はあっても、親の面接の練習はなかなか機会がないでしょう。

それほど多くの質問が出るわけではありませんが、しかし、やはり一応想定問答は考えておいた方が良いと思います。

以前、塾で保護者の方の面接の練習をやりましたが、結構みなさん、緊張されて大変でした。

ある程度想定問題ができたら、お父さん、お母さんの間で練習をしておかれると良いかもしれません。

結構上がるものですから・・・。


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仕事算

2014年慶應湘南の6番です。


ある工事現場に3本のクレーンA、B、Cがある。3本のクレーンをすべて使うとちょうど8日間で、BとCの2本のクレーンだけを使うとちょうど12日間で、Cのクレーンだけを使うとちょうど36日間でそれぞれ全体の作業を終わらせることができる。工事は毎日行うものとして、次の問いに答えなさい。
(1)クレーンAだけを使うと、作業を始めてから何日目で全体の作業を終わらせることができますか。
(2)クレーンAだけをちょうど5日間使い、残りをクレーンBとクレーンCの2本だけを使って作業をした。作業を始めてから何日目で全体の作業を終わらせることができますか。
(3)A、B、Cのクレーンから1日ごとにどれか1本だけを選んで作業をしたところ、全部でちょうど21日間で全体の作業を終わらせることができた。Bを使用した日数がAを使用した日数の2倍であったとき、Bを使用した日数は何日ですか。


(1) 8日、12日、36日とあるので、全体の仕事を【72】と考えてみると
A+B+C=【72】÷8=【9】
B+C=【72】÷12=【6】
C=【72】÷36=【2】
です。
Aは【9】-【6】=【3】ですから、【72】÷【3】=24日間です。

【答え】24日

(2)
【3】×5=【15】ですから、残りの仕事は【72】-【15】=【57】
【57】÷【6】=9・・・【3】ですから10日なので5日+10日=15日

【答え】15日

(3)A、B、Cが使われた日数をそれぞれA、B、Cとすると
A+B+C=21・・・ア
B=A×2・・・イ
【3】×A+【4】×B+【2】×C=【72】・・・ウ

ということになります。
イをアに入れると、A×3+C=21・・・エ

イをウにいれると
【3】×A+【4】×2×A+【2】×C=【11】×A+【2】×C=【72】・・・オ

エから
【6】×A+【2】×C=【42】・・・カ

オとカの差から【5】×A=【30】 A=6日
したがってAは6×2=12日になります。

【答え】12日

やはり例年の6番と比してやさしかったでしょう。今年は昨日解説した5番もそれほど難しくはなかったので、平均点は確実に高かったと思います。これが来年も続くのかどうか、はわかりませんが、問題がやさしくなった分、明らかにミスはかなり厳しい結果をもたらすことになるので、より一層ていねいに解く練習をしていかなければなりません。


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