中等部の運動会

慶應の学校行事はなかなか公開されることがありませんが、中等部の運動会は公開行事になっています。

今年は10月6日(木)午前9時~午後4時。
会場は慶應義塾大学日吉キャンパス 陸上競技場。
並木道の右側にあるグラウンドになります。

平日ですから、子どもたちが見に行くのにはちょっとハンデがありますが、時間が合えば見に行かれると良いでしょう。

これ以外はあと、展覧会(11月12日、13日)のみが公開されます。


今日の田中貴.com
浮力に関する問題


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
合格確実校の条件


5年生の教室から
1週間の計画



慶應進学オンライン





流水算

2013年の慶應湘南の問題です。流水算は割と出題される傾向が高いのですが、問題はそう単純ではありません。
以下に条件を整理するか、がポイントになるでしょう。


分速40mで流れる川に船着き場Kがあり、その下流に船着き場0がある。いま、Kには静水時に分速160mで進む船Aと、分速260mで進む船Bがある。船AはKを0に向けて出発し、26分後にうきわⅩを船から川に流し、その数分後、うきわYを川に流した。船Bは船Aが出発してから65分後にKを0に向けて出発し、その数分後、うきわⅩを拾った。船Aは0に到着後すぐに向きを変えて再びKに向けて出発したところ、25分後に船Bと会い、さらにその15分後にうきわYを拾った。
(1)船BがうきわⅩを拾ったのは、船Bが出発してから何分後ですか。
(2)KO間の距離は何kmですか。
(3)船AがうきわYを川に流したのは、うきわⅩを川に流してから何分後ですか。


(解説)
(1)Aは分速200mで下ります。25分後ですからKから200×26=5200mのところでうきわXを流しました。船Bが出るとき、流され始めて39分たっていますから、うきわXはKから5200+40×39=6760mのところにあります。
6760÷260=26
(答え)26分後

(2)Aは上りは160-40=120mの分速です。AがOに着いて、すぐ折り返し25分後にBをあったので、AがKに着いたとき、AとBの間の距離は(300+120)×25=10500m
離れていました。BがKを出発したときには200×65=13000m離れていたので
13000-10500=2500m差が縮まったことになります。AとBの差は100mなので
2500÷100=25分がBが出発してからAがOに到着するまでの時間になるので、Aは
25+65=90分KからOまでかかっていますから200×90=18000m=18km
(答え)18km

(3)AがうきわYを拾ったのはOを出発してから40分後なのでOから
120×40=4800mのところです。
AがOに着いたときはその40分前ですから、その時、うきわYは40×40=1600mさらに上流にいました。したがってAがOについたとき、うきわYはOの上流
1600+4800=6400mのところにいたことがわかります。
落としたところから毎分160mの差がついているので6400÷160=40分ですから、AがうきわYを落としたのはO到着の40分前。したがって90-40=50分でKを出発してから50分後になります。50-26=24分後
(答え)24分後


今日の田中貴.com
ミスはするものだという前提で考える


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
9月の成績が悪くても気に病むな


5年生の教室から
ノートの違い



慶應進学オンライン





スケッチ

この時期から、子どもたちの知識の力はどんどん伸びていきます。

ただ、例えばろ過の実験装置について、ろうとの先やガラス棒の位置は覚えていると思うのですが、それをちゃんとスケッチできるか、ということになると、ちょっと不安な面が出てきます。

さらに昆虫の形とか、花の形、葉の形ということになると、もう絶望的ということになるかもしれない。

しかし、スケッチの問題はやはり出るのです。

そんなに正確に書けなくてもいいが、しかし、書かないと点数にはならない。

知識として覚えるのと同時に、自分でスケッチが描けるかどうか、時間をみて練習してください。


今日の田中貴.com

第239回 本来伸びる時期


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

しつこく考えるくせ



慶應進学オンライン





数の性質に関する問題

2013年慶應普通部の問題です。


3つの面の面積がそれぞれ180cm2、270cm2、216cm2である直方体がたくさんあります。この直方体を同じ向きに並べたり重ねたりして立方体を一つ作るには、この直方体は少なくとも何個必要ですか。


この形はある意味やったことがあっただろうと思うのです。最小公倍数のところで良く使われる問題ですが、さすがにそれほど簡単というわけではありません。

続きを読む