みんな同じ?

中等部や湘南の女子の偏差値は結構高いので、なかなか力のある子どもたちが受験します。

で、そういう子どもたちの湘南の活動報告書を考えてみると・・・。

例えば学校での活動、ということになれば、まあ、一般的に生徒会の代表、とか、代表委員とか、まあ、いろいろ名前はあるでしょうけど、そういう経歴の持ち主ということになる。

習いごとで言えば、ピアノ、英語、この辺が多くなるでしょう。

別に湘南のデータが手元にあるわけではないが、これまで指導してくる中でいえば最初の案はそういうことが多いのです。

実際に子どもたちは早くから塾に行っているので、4年生以降の活動、と言われてもほとんどない、という場合もあるから、割と無理矢理書く部分もありますが、しかし、行き着くところが同じであると、やはり僅差の勝負ではやや見劣りがするかもしれない。

この場合、みんなと同じで良いかと言えば、実はそうではないのです。だから活動報告書になるわけですが・・・。


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体力をつける


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正解率を上げる

これからの練習で最も重要なのは正解率です。

実際の得点は着手率×正解率で決まりますが、慶應はどうしても問題数が多いので着手率に気をとられる。

早くやらないと最後まで間に合わない、ということでがんばって急ぐわけですが、しかし、中等部のようなちょっと変わった解答用紙もあるので、良くミスが起こるのです。

結果として着手率が90%でも正解率が60%であれば、5割ぐらいしか得点できません。それではやはり合格できない。正解率は最低でも80%。できれば90%にしたいのです。

90%であれば、着手率80%でも72点になる。そして正解率の高い子はやはり合格しやすいのです。

過去問の練習時にミスがでないようにチェックしながら解く方法を身につけていきましょう。


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達成すべき目標


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まだまだ甘くて当たり前


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立体に関する問題


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湘南の一次通過ライン

湘南は入試が一次、二次と分れ、一次試験合格者だけが二次試験を受験することができます。

ではどのくらいのラインならば、一次試験に合格するのか。これはまず男女で差があります。

湘南は算数国語100点、理科社会50点の300点満点ですから、女子は200点以上、男子が180点以上ぐらいが概ね目安になるでしょう。

とはいっても、毎年、問題のレベルが少しずつ違うのと、別に公表されているわけではないので、難しいところですが、まずは7割の得点を目指してがんばっていくべきでしょう。

過去問をやっていて6割ぐらいしかとれないときもあるかもしれませんが、7割得点できるためにはあとどうすればいいかを具体的な勉強方法に落とし込んでいきましょう。


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地図に関する問題

2013年普通部の問題です。

一昨年の東日本大震災では、関東地方も大きな被害を受けました。このことについて、下の問いに答えなさい。

1.上の地図にある住宅地「日の出」地区では、電柱が傾いたり家が沈んだりしました。このような被害を引き起こす 地震による現象を何といいますか。漢字3字で書きなさい。
2.慶太君は、図書館の郷士資料室で、現代の地図と同じ場所の古い地図2枚を見せてもらいました。
下の古い地図(1)、(2)のどちらがより古い地図か、数字で答えなさい。
3.上と下の3枚の地図を見て、一番古い地図と二番目に古い地図の間に起きたこと、二番目に古い地図と現代の地図の間に起きたことを、次のア~クからそれぞれすべて選んで記号で答えなさい。
 ア.荒れ地であった「浪逆」地区が地震で盛り上がって、内浪逆浦山ができた。
 イ.変電所ができて、「浪逆」地区周辺に送電線が引かれた。
 ウ.高速道路が作られインターチェンジ(I C)ができた。
 エ.鉄道が開通し、潮来駅ができた。
 オ.荒れ地になっていたところに「日の出」地区が作られた。
 カ.「磯山」地区付近に三角点が設置された。
 キ.ほんの少し高くなっている「大洲」地区に集落ができた。
 ク.役場が高台に移され、近くに学校もできた。
4.「日の出」地区に1.のような被害が出たわけを古い地図から読み取って、簡単に説明しなさい。


googleで見ると下図のようになっています。

1 電柱が傾いたり、家が沈んだりする、というのは地盤が変化して水が噴き出しやすい状態になることで、これは液状化です。

2 古い地図2は内浦逆浦がまだ埋め立てられていない状態ですが、古い地図1は埋め立てられています。また古い地図2の方は地名が右から左に向かって書かれていることからも、2の方が古いことがわかるでしょう。

(1)古い地図2→古い地図1

送電線や鉄道がひかれている。また、役所が低い場所から高台に移転していることがわかります。したがって該当するのはイ、エ、ク。

(2)古い地図→現代の地図

高速道路やインターチェンジができている。また、荒れ地だった浪逆が住宅地になっている。ということなので、ウとオがあてはまります。

4 日の出地区はもともと湿地であったところを埋め立てて、住宅地にしているので、地震による液状化の影響を受けやすかったのでしょう。


単に地図記号や縮尺を答える問題から、地図からいろいろな情報を読み取る方向へ、問題が発展してきています。したがって、地図については今後もしっかり問題演習をしていく必要があるでしょう。


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風邪がはやってきました。


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問題は最後まで読む

問題は最後までしっかり読む習慣をつけておかなければいけませんが、やはりどうしても急いでいるから、何となく読み飛ばしてしまうところはあるのです。

よく間違えるのは「正しいもの」を選ぶものだという先入観からくるミス。

最近は親切に下線までひいてあったりするのだけれど、それでも間違える。

あとから考えれば大して難しい問題ではないのに、思わず考え込んでしまう問題もある。実はただ条件を読み飛ばしているだけなのですが「これで本当に解けるのか」と悩んでしまう。

だからとにかくていねいに問題文を最後まで読みましょう。最後までしっかり読むと実はミスが少なくなり、時間短縮にもつながりますから。


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あの子が合格して僕が落ちたら・・・


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