慶應義塾大学に一番入る高校

2021年の結果だそうです。(インターエデュ速報版

1  浅野高等学校  166(135)名  現役合格率 51.92%
2  東京都立日比谷高等学校  146(104)名 現役合格率 33.66%
3  渋谷教育学園幕張高等学校  138(100)名 現役合格率 27.32%
4  攻玉社高等学校122(97)名 現役合格率 40.59%
5  神奈川県立横浜翠嵐高等学校  117(94)名 現役合格率 26.63%
6  聖光学院高等学校  108(83)名 現役合格率 36.09%
7  駒場東邦高等学校  105(60)名 現役合格率 26.79%
8  頌栄女子学院高等学校  99(91)名 現役合格率 45.27%
9  洗足学園高等学校  97(93)名 現役合格率 38.75%
10 渋谷教育学園渋谷高等学校 96(67)名 現役合格率 32.52%

浅野で目立つのは、その数もさることながら現役の合格率。他校は30%前後が多いのに対して5割を越える合格率はやはりそれなりの対策が奏功した結果と言えると思います。

また頌栄、洗足という学校が顔を出しているのもまた注目点。洗足の伸びはこういうところにも理由があるのかもしれません。

慶應普通部、社会の入試傾向

試験時間は30分。100点満点。解答用紙は変形A3版。幅はほぼA4の縦と同じ。解答を書く欄によって長さは毎年、いろいろですが、解答を書く場所は50個以上ありますから、結構忙しい問題でしょう。

大問は5~6題。例年地理と歴史で大問2題ずつ。残りが公民と現代社会という割合で、やはり地理と歴史の比重が高い出題といえます。

地理に関しては地図に関する主題が比較的多く、また各校で最近減少しているある地方に集中した問題も出題されます。特に河川や山脈、山地などは単に知識として覚えるだけでなく、それがどの場所にあるのかも十分に確認してください。また地図の読み取りも良く出題されます。地図記号や等高線、など他校の類題も合わせて練習すると良いでしょう。また注意しておきたいのが鉄道や道路です。つい、覚えるとなると川の名前や平野の名前になってしまいますが、鉄道がどこを走っており、例えばある鉄道から見たときこの山脈はどちら側に見えるのか、なども考えておきましょう。

ただ、知識の細かさはそれほどでもなく、頻出する内容がほとんどです。ただし、現代社会に関する出題は年々増加しており、注意が必要です。秋以降、時事問題の整理はしっかりしておきましょう。

説明会で以前、出題として「学校で習う問題」「塾で習う問題」「学校でも塾でも習わない問題」の3種類を出題していきたいという説明がありましたが、出題の幅は毎年広がっています。

解答形式は選択式、単語解答がほとんどです。記述は1~2題程度で、それほど長くはないので、用語解答と大きく変わりはありません。

歴史の特徴として、やはり江戸幕末から明治にかけて、慶應創立のころの問題が比較的出題されやすく、また福澤諭吉に関する問題も少なくありません。まずはこの時期を集中して勉強しておくと良いでしょう。

世界地理については、歴史や現代社会の問題としてたまに出題されることがあります。話題になったときに地図を見て位置を確認する、という作業はつねにしておくと良いでしょう。

対策としては、まずしっかり過去問をやりこむこと。そうすると、良く出題される範囲がわかってきますので、その知識をまず正確に覚えること。また同様のテーマを他校の入試問題からピックアップして練習してみると良いでしょう。

2021年湘南入試結果

例年通り、3月5日、慶應湘南が今年の結果を発表しました。

一般枠
募集定員 70名
志願者数 521名 男子 231名 女子290名
一次受験者数 471名
一次合格者数 192名
二次試験受験者数 177名
二次試験合格者数 85名
繰上げ合格者数 5名 
入学許可数 90名
入学予定者数 男子28名 女子40名 計68名

帰国枠
募集定員 30名
志願者数 184名 男子110名 女子74名
一次受験者数 157名
一次合格者数 87名
二次試験受験者数 84名
二次試験合格者数 41名
繰上げ合格者数 0名
入学予定者数 男子20名 女子19名 計39名

また慶應義塾横浜初等部から104名、慶應義塾幼稚舎より5名が進学。

慶應普通部、理科の入試傾向

普通部の理科の特徴はなんといっても生物関係の出題でしょう。

普通部の理科教育においてフィールドワークが重要視されていることから、これに関する出題が多くなっています。受験参考書にあまりのっていない生物が問題になることがあり、図鑑などを見ておく必要があります。また観察眼という視点での問題が多いので、スケッチなども要求されます。したがって、単に知っているだけでなく、どう表現するかも考えておかなければいけなません。

しかし出題は生物だけに限られることではなく、これ以外にも天体や地学範囲の問題が多くなっています。逆に力や水溶液などの計算問題は、それほど多くはありません。

試験時間30分で100点満点。かなり忙しい試験といえます。近年大問5〜6問程度。1問5分程度で解答をしていかなければなりません。選択式の問題が多いものの、スケッチ、記述など解答形式もいろいろあるので、勉強はまず過去問をしっかりやりながら、出題の形式に慣れることでしょう。

出題に特徴があるため、生物に関する関心が高いことは有利になります。実際に自分で生物を飼っているなどの経験はプラスになるでしょう。また、調理に関する問題が出題されることがあります。カレーライスの作り方、調味料の問題など、理科の内容を聞く問題ではあるものの、多様な生活体験を求めています。例えば野菜を切ったときの断面、実のなり方など身近な野菜や果物を観察したことがあるかどうかを問われたりしていますので、十分注意が必要でしょう。

過去問がある程度終わったら、他校の生物の問題だけを電話帳から取り出して、勉強していきながら生物の知識を増やしていくと良いでしょう。

生物にとどまらず、基本的な知識からいろいろ発展して考えさせる出題が多い学校ですので、「あ、知らない」とあきらめるのではなく、何かヒントがないか、粘り強く考えていく姿勢を身につけることが大切です。

慶應普通部、算数の入試傾向

試験時間は40分。 大問8~9題程度。解答用紙は記述式で、普通のA3版よりもやや大きい解答用紙が用意されています。

1問の解答欄の幅は13.5㎝程度。
高さは問題によって異なりますがだいたい6㎝から7㎝。
解答を書く欄は指定されていますので、その上の空白部分に式や計算を書きこむことになります。

40分で8題とする1問5分。したがって1問15分程度の男子御三家レベルの問題に比べると3分の1ですから、問題の難度はそれほど難しくはありません。
逆に8題から9題ということは、ほぼ各テーマが万遍なく出されるということなので、不得意な範囲をつくらないということがまず大事なポイントでしょう。

40分という試験時間の中で合格点は7割近くと推察されることから、確実に得点する能力が求められます。解答用紙の指示としては

1 答えは解答用紙の答えのらんに書きなさい。
2 解答用紙に、途中の計算式などを必ず書きなさい。

となっているので、単純に答えだけがあっていれば良いという問題ではないでしょう。

出題分野としては、計算問題2題。比と割合、速さ、場合の数、規則性、数の性質、平面図形、立体図形の分野から出題されていますが、推理の問題なども出題されています。

対策としては、まず各分野の基本をしっかりさせることです。男子御三家のような問題ではないが、逆に幅広く出題されますから、ある程度どの分野でも対応できるようにすることが第一。
次はやはりていねいさでしょう。決して難しい問題ばかりではないので、逆にミスをすると差をつけられてしまいます。丁寧に確実に得点をしていく技量が求められるので、特にこれからは正確に解いていくくせをつけていきましょう。

計算も解答用紙に書き入れますので、日ごろから式や計算をノートにていねいに書くように心がけてください。

慶應普通部 国語の入試傾向

試験時間40分で、大問3問が例年の形でしょう。読解大問2題。知識1題。知識はこれまでほぼ漢字の書き取りに限られるといってもよかったのですが、2021年は同音異義語が4問出題されて合計小問として10問になりました。文章の長さによっては3題目の問題を用意する場合があります。

読解は物語文1題。説明文1題。共に小問10題。20字~50字程度の記述問題が数問含まれますが、中心は選択問題、書き抜き。記述は決して長くはないので、その分要点を簡潔にまとめる素養が必要になります。ポイントを押さえ、端的に答える工夫が必要です。問題文はそれほど難しい文章ではないが、選択肢については紛らわしいものもあり、本文の内容と照らし合わせて根拠を見つけることが必要でしょう。

漢字の書き取りの難度は、標準的と言えるでしょう。それほど細かな出題ではありません。

物語文については、場面の理解、登場人物の心情理解が必要なので、まず過去問で出題傾向をつかみ、類題の演習をていねいにやる必要があるでしょう。

全体として答えの形が決まっている問題、つまり適語選択や選択肢、書き抜きが多いため、点数はまとめやすいと思います。70点ぐらいが合格の目安といえるでしょう。

国語は早めに過去問に取りかかれるメリットがあります。まずは過去問に取り組んで、出題の傾向をしっかり把握しましょう。特に選択肢の感覚を身につけることが重要になります。

スケッチなし

今年の普通部の理科は、久し振りにスケッチの問題が出ませんでした。

記憶ではかなりスケッチの問題は続いていたので、その意味ではスケッチが苦手な受験生はホッとした部分があったのかもしれません。

今回の生物は擬態についてで、テーマになった動物がアオダイショウ、ナナフシ、トラカミキリ。これはなかなか厳しいので、スケッチが見送られて当然だったのかもしれません。

アオダイショウはマムシに擬態し、ナナフシは葉に、2回脱皮したアゲハチョウの幼虫は鳥のフンに、トラカミキリはスズメバチに、擬態しますが、まあ、なかなかこういうことを答えられる子は少なかったのではないでしょうか。

普通部の生物は相変わらず対策が難しいので、早めに図鑑などを見たり、インターネットで調べたり、という習慣をつけていくと良いでしょう。

2021年3月入会よりシステムが変わります。

学校別進学館のラインナップがスタートすることから、慶應進学館のシステムが変更になりました。

以下のページをご参照ください。
慶應進学館について

2021年3月入会よりシステムが変更になります。すでにご入会いただいているみなさんは従来通りのシステムになります。

附属校のメリット

大学付属校は、そのまま大学にエスカレータで上がれるようになっています。

もちろん、進級については成績で決まるので、あまりに素行や成績が悪ければ推薦されません。したがってやはり勉強はそこそこやらないといけない。

ただし、大学受験のレベルまでやっているか、というとそうではないでしょう。

ただ、明確にこういう方向に進みたいということが決まっているのであれば、付属校は悪い選択ではないと思うのです。

大学受験の段階で進む道を選べた方が良いだろう、という考えはもちろんありますが、逆にその分、大学入試に合格しないと始まらないところがある。

もちろん付属校も成績が悪いと希望する学部にはいけないが、少なくとも外から来るよりはやはり高校時代の負担は少ない。

その分、いろいろなことにチャレンジできる余裕はあるわけです。

慶應に進んだ生徒を見ていると、やはりクラブ活動に熱心な生徒は少なくありません。例えば音楽関係で言えば、管楽器などは、中学に進んで初めてやる、という子も少なくないのですが、なかなか短期間で上手になっていきます。

学校の勉強、クラブ活動と上手に時間を使い分けながらいろいろな力をつけていく姿はなかなか頼もしいし、早い段階で目が留学に向かうのも、やはり大学受験とはまた別の視点を持ちやすいからとも言えるでしょう。

大学附属校は大学の学部がある程度限定されるところがあるので、受験校ほど自由な進路を選べるわけではありませんが、その分のメリットも確かにあるので、しっかり比較しながら志望校を選んでいってもらいたいと思います。


New慶應進学館からのお知らせ

2021年慶應入試説明会のお知らせ


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン

2021年 合格発表数まとめ

2021年の合格発表数がまとまりました。昨日メールマガジン慶應進学情報でも掲載した内容です。

慶應普通部
合格者 195名 補欠繰上げ候補者 70名

慶應湘南藤沢中等部
一次合格者 一般枠 192名 帰国 87名 一般枠英語受験合格者17名
二次合格者 一般枠 85名 帰国 41名 一般枠英語受験合格者9名
補欠繰り上がり候補 一般 30名 帰国 10名

慶應義塾中等部
一次合格者 男子 312名 女子 117名
二次合格者 男子 158名 女子 62名

今年は中等部がマイページによる合格発表となっています。
ちなみに中等部一次試験の受験者は男子891名、女子395名でした。


New慶應進学館からのお知らせ

2021年慶應入試説明会のお知らせ


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン