普通部」カテゴリーアーカイブ

普通部算数、問題番号に惑わされない

普通部の算数は平均して9題程度の出題になるわけですが、多くの子どもたちは1番からどんどん解いていくでしょう。

そして、たぶん若い番号はやさしいと思いやすい。

しかし、そういうことはない。

後ろの問題がやさしく、3番あたりが面倒、という場合もあり得るのです。

これはできる子どもたちがはまりやすい。どうしても3番ぐらいはできないと思いやすい。最初の方はできるはずだ、ぐらいに考えてしまう。満点を狙っていたりすると、こんなところで落とすわけにはいかない、と結構むだな時間を使ってしまったりする。

こういうところをフレキシブルに対応することが大事です。

最終的にできる問題を確実に得点できればいいのです。前の方を間違えたからと言って、トータルでそろばんが合えばよいのです。


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン


テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
慶應スタディールームオンライン


今日の田中貴.com
そぎ落としたいが


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
スポーツを選んだ子


6年生の教室から
うるせえなあ


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


言葉の置き換え

普通部の国語の問題の中で、一番良く出題されるのが言葉の置き換えです。

文章中、同じことをさしている言葉はいろいろあります。それが指示語である場合もあるでしょうし、他の言葉に言い換えられているところもある。

その言い換えを字数制限で見つけ出す問題が案外、難しい。

文章の内容はわかっているのだけれど、文章が長くなっていくうちにつれ、それを見つけにくくなっているのです。

だから、最初に問題を読んでから本文を読み始める方が割とそういう意識をもって読めるところはあるでしょう。とはいえ、本文はおよそ7000字、文庫本では10ページぐらいになるので、それを40分で読みこなし、該当の言葉を見つけ出す、というのはなかなか大変です。

過去問を通じて、自分なりのやり方をしっかり見つけていってほしいと思います。


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン


テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
慶應スタディールームオンライン


今日の田中貴.com
「こんな問題見たことない」は捨て去る


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ライバル校


5年生の教室から
5年の秋に習い事やスポーツをあきらめない


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


30分で50問

普通部の理科社会は試験時間が30分。満点が100点です。

そして小問数が約50問。満点は100点ですから、1問2点ということになります。問題なのは試験時間が30分しかない、というところ。したがって解答するスピードが求められるところではあるのです。

問題を見てすぐ答えられる、というような問題が多いのは確かにその通りですが、しかしそうではない問題もある。

だから、上手に切り分けて問題を解いていかないといけない。ちょっと迷ったら、そこは飛ばして、次に進むのが常道でしょうが、しかし、あまりに空いてしまうと後からやり直す時間がないかもしれない。

この辺は、過去問を使ってしっかり練習してください。30分50問というのは、1問あたり36秒ということですから、相当テキパキとやっていなければなりません。


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン


テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
慶應スタディールームオンライン


今日の田中貴.com
圧力に関する問題


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
模擬の合否判定は辛いのが普通


5年生の教室から
5年生から志望校を意識する


慶應進学館から


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


高尚の理は卑近の所にあり

週末、慶應普通部の説明会が行われ、今年の募集要項が発表されました。

昨年に比べて特に大きな変更はなく、全員に二次試験を課すという1日終了方式で今年も入試が行われます。

説明会では各科目の出題方針や出題例が話されました。

社会のところで福沢先生の
「高尚の理は卑近の所にあり」という言葉が引用されていました。

普通部の社会は大きく分けて3つの範囲になります。
一つは小学校の教科書にも載っている基本的な内容。
二つ目は塾で習うであろうややくわしい内容。
そして三つ目は学校でも塾でも習わない生活の中で自分で考え見つける問題。

今回の説明会では以前に出題されたスーパーのものの値段が例に出されていましたが、それ以外にも例えば日吉駅で見かけるパトカーには何と書かれているか?という話も出てきました。

この問題は出題されたときに、良い問題だなと思った記憶があります。

解答は神奈川県警察。警察は都道府県ごとに組織されており、首都東京を所轄するのは警視庁ですが、それ以外は県警、府警、道警になるのです。

三番目の分野の範囲が特に大きいわけではないので、まずは一つ目、二つ目をしっかり勉強しておくことが合格への基本ですが、さらにいろいろなところに目を向けていることも大事なことでしょう。


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン


テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
慶應スタディールームオンライン


今日の田中貴.com
焦らない


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
記述式の書き方を工夫する


6年生の教室から
睡眠時間を削らない


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


普通部中心に対策を組み立てる

慶應は3校あるので、他の学校との組み合わせも含めて、いろいろな受け方が考えられます。

ただ、女子の場合は普通部がない分、相当倍率的には厳しいものがありますが、男子は普通部の倍率が一番低いので、やはりここを中心に対策を組み立てる、というのが一番でしょう。

 

年度 応募者数 受験者数 合格者数 補欠繰上げ候補数
2017 566 546 190 62
2018 615 591 190 59
2019 614 594 180 70

概ね倍率が3倍ですから、割と与しやすいところがあるでしょう。だからといってそう簡単でもないのですが、しかし、湘南や中等部の倍率を考えると、やはり中心は普通部になるでしょう。

なので、まずはしっかりと普通部の対策を考えていくのが一般的なやり方でしょうか。

男子は3校受けることができますが、二次日程のことを考えると他校との受験がむずかしくなる部分があるので、普通部+中等部、普通部+湘南の受け方が多いようです。


慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
慶應進学オンライン


テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
慶應スタディールームオンライン


今日の田中貴.com
知識を使えない


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
自分の間違いを見つけられるか?


6年生の教室から
1~2ポイントの違いはナンセンス


gakkoubetsu


慶應進学オンライン