場合の数の問題

今年の慶應普通部の問題です。


A、B、C、D、E、F、Gの7人がいます。3人1組のチームを3つ作ります。このままだと2人分足りないので、AとBの2人だけが2チームを兼ねることにします。チームの分け方は何通りありますか。


ABがチームを兼ねるのですから、AACのようなことはできません。

したがって考えられるパターンは2つあります。

(1)A○○ B○○ AB○ という場合と

(2)AB○ AB○ ○○○ という場合です。

(1)はA○○の選び方が残り5人の中から2人を選ぶ組み合わせになるので、5×4÷2=10通り B○○は 3×2÷2=3通りですから、選び方は10×3=30通りになります。

(2)は最初のAB○が5通り。次のAB○が4通りですが、ここで最初にABCと選ぶのと、次にABCと選ぶので重複します。
したがってこの場合は5×4÷2=10通りになります。

したがって合計は30+10=40通りが答えです。

(2)の選び方を忘れそうです。しかも重複があるので、計算を気を付けなければなりません。

シンプルに見えてミスが実は出やすい問題だったかもしれません。
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