普通部の場合、算数では式を書きます。
しかし、すべての式が書き切れるわけではない。スペースがそこまで大きくはないからです。したがって一部の計算は暗算で先に進んでも構わないわけですが、暗算はやはりミスが怖い。
ということで、一部式を飛ばしてもいいが、どこかには書いておいた方が良いでしょう。
つまり、全部書くと書き切れないが、自分で確認するためには式はあった方が良いのです。
例えば19×3=57
という計算を暗算でやるとしても、この式はどこかに書いておいた方が良い。
38×3=104
この計算は間違っていますが、式を書いていれば見た後、ああ、ここで間違えていると発見できる。
過程が残らないと後で確認のしようがないのです。ですから、暗算はしてもいいが、式は残す、という形をとってください。
ただ問題用紙はあまり書くスペースがありません。したがって、解答用紙の現物で練習すると良いでしょう。
ちなみに、普通部の解答欄は一問あたりおおよそ、横15cm、たて5cmです。
ノートにそのスペースを作って練習してもいいかもしれません。
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