中学受験について」カテゴリーアーカイブ

速さの問題でグラフを使う

6年生学校別算数 ゴールデンウィーク特訓のお知らせ

普通部の場合、定規、コンパス、分度器の持ち込みが必要となります。

普通は図形を描くのか、という想定が多いと思われるのですが、近年はグラフを描くことが多い。

算数で速さの問題に関して情報をグラフで提示される問題が増えています。また答えも与えられたグラフの中に新たに書き込む、という問題になり、ここで定規を使うことになるのです。

もとより速さの問題は条件が複雑になりやすいので、グラフを描いて情報を整理するのはひとつの大事なやり方ですが、やはり慣れておくことが大事。簡単にグラフを書けるように練習しましょう。


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気体に関する問題


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
戦いの場


5年生の教室から
5年の理科は覚えることばかりだが


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地方から慶應を狙う

6年生学校別算数 ゴールデンウィーク特訓のお知らせ

以前から地方にいる子どもたちが慶應を受けるお手伝いをしています。

まだインターネットがない時代は、毎週土日だけ東京に通っている子どもたちがいました。私が指導した中ではやはり広島が一番遠かったと思いますが、それ以外にも結構遠くから塾に土日だけ通う。

日曜日はもう一日塾にいる感じで、平日やりこなす部分を決めて確認する、という繰り返し。土曜日の夜行で帰る、という子もいました。

しかし、今はそんな大変なことをしなくてもいい。

テレビ電話とWEB学習システムがあるので、全国どこでも指導できるようになりました。

今年も地方から慶應を狙う子がいますが、平日できなかった指導ができるので本当にやりやすい。

そういう意味では場所の制限はなくなっているので、大いに狙ってもらいたいと思います。


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記述を空けない


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6年生の教室から
眠いのには理由がある


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計算力を鍛える

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慶應3校とも計算問題は出題されるし、算数の問題を解いていくのにどうしても計算力は必要です。しかし、計算の練習は面倒ですし、あまりやりたくない勉強のひとつでしょう。

こればかりは、やはり継続していかないとなかなか身についていかない。例えば1週間に1度、20題練習するくらいなら、毎日3題やった方がよほど力がつきます。これは筋肉トレーニングとあまり変わらない。休んでしまえば、それだけまた衰える。しかし、毎日続けることで、つねにその部分が活性化されるから、力が落ちず、むしろ伸長していくのです。

で、計算をやるときには、「絶対に間違えない」というルールでやるべきだと繰り返しお話しています。これも筋肉トレーニングと同じ。例えば腕立て伏せを30回やるとして、腕や腹筋に負荷がちゃんとかかっていなければ、やっても力がつかない。同じようにミスばかりの計算をしていても、これは計算力がつくわけではないのです。

計算は間違えてはいけないものです。

算数や理科の問題を解いていくとき、計算が間違っていれば正答にはたどりつかない。つまり、合格の基礎となるものだから、必ず正解でなければならないのです。

そのくせを今から少しずつつけていく必要があります。これは入試まで一貫して続ける。決して終わりはないと思ってください。

夏までがんばればよい、というものではない。やめたら、また力が落ちていくからです。だから朝起きたら計算、というやり方が昔から推奨されているわけです。朝でなくてもいいが、とにかく一日3問。必ず間違えずに計算する、という練習を続けていく。こういう蓄積が最後には力を発揮するのですから。


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大気に関する問題


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6年生の教室から
欲が強い?


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男女比の違い

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慶應普通部は男子校であるのに対して、戦後男女共学校として慶應中等部が生まれました。

現在の中等部の1学年は男子156名、女子96名という構成になっています。この男女比は、中等部が創立当時から検討してきた割合です。どうしてもこの時期の精神年齢を比べると女子の方が上になるので、男子の数を多くすることによって全体のバランスをとる、というのが中等部の考え方でした。

それに対して男女比1;1になっている慶應湘南は、中等部とはやはり違うスクールカラーになっています。もちろん中学校では女子の力強さを感じますし、また中高全体として女の子が優秀であることには変わりがない。例えば医学部の進学はほぼ女子、という状況が続いていますが、ただ男の子も高校ではやはりそれなりに力をつけてくる部分がある。

それぞれの男女比によって、スクールカラーの違いが生まれてくるので、その辺も学校選びの参考にしてください。


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読むスピード


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5年生の教室から
海外での受験準備


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中学で狙うか、高校で狙うか

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慶應は小学校、中学校、高校、大学と4回入るタイミングがあります。

で、そのうち中学校と高校、どちらが入りやすいでしょうか?

まず定員。女子は中等部が約50名。湘南が約35名。合計85名。慶應女子高校の定員は約100名であまり変わらない。そして偏差値的にもやはり両方ともトップランクでしょう。

男子の方は普通部が180名、中等部が140名、湘南が35名で合計380名。 高校は慶應義塾高校が約370名、慶應志木高校が約230名合計600名。そう、男子は高校の定員がかなり大きくなるのです。

ただし、湘南は一貫校になるので、東京、神奈川、千葉、埼玉からは受験できません。(全国枠ならびに帰国枠はあります。)さらに慶應ニューヨーク学院も募集はあるわけですが、まあ、これは特殊な試験なので別枠に考えておきましょう。

男子に関して言えば、やはり定員が多い分高校の方が入りやすいとは言えるでしょうが、しかし、偏差値的に見るとそう変わりがあるわけではありません。

ただ、決定的な違いとして、中学受験は4教科であるのに対して、高校受験は英数国の3教科になります。英語圏からの帰国はやはり有利だろうし、逆に中学受験生は数学でアドバンテージがあるでしょう。

だから、中学を受けて、だめなら高校、という層も確実にいます。

慶應に入れたい、と思うのであればやはり中学からまず挑戦する、というのが一般的な考え方でしょうが、例えば海外や地方赴任があった場合、高校から狙うというのも十分アリだと思います。

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体調に注意する


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やらなかった問題はどうする?


6年生の教室から
なるべく教えない


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記述問題の増加

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ここのところ、中等部の国語や社会で記述形式の問題が増えています。

理科はこれまで記号だけ、でしたが、言葉を答える問題が2題出題されました。今後は、さらに増える可能性があるかもしれませんが、いずれにしても「脱記号」に舵を切った印象があります。

中等部は2月3日に一次試験が行われ、今年も男子は1000人近くが受験しました。その結果を翌日に出さなければいけないことから、採点にあまり時間がかけられないところがあるので、これまで記号選択式の問題が多かったのです。

しかし、それだけでは出題が偏る可能性があるし、入学後やはり文章を書くという作業が増える分、その力を見ておきたい、という部分もあるのでしょう。

湘南では作文があり、普通部では算数すべてが記述式であることを考えても、やはり記述の練習はしっかり積み重ねていく必要があるでしょう。

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科目バランス


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急がない


6年生の教室から
おばあちゃんの家で春期講習を受ける


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二次対策はなぜ必要なのか

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湘南と中等部は一次試験の合格者に対して二次試験を課します。

で面接と体育実技をするわけですが、当然のことながら、一次試験の成績は反映します。単純に考えれば一次試験の点数に二次の結果を加点すればいいわけですが、その点数が何点なのかは、まったく明らかにされていません。

ただ、一次が悪かった場合、例え一次試験が合格であったとしても、二次試験の結果で相当良くなるか?といえば、それはあまり期待できないでしょう。

しかし、一次試験が良ければじゃあ、必ず合格するのか?と言われると、そこが難しい。

二次試験は面接と体育実技だから、そう大きく違いが出るはずはないだろうと、つい考えがちですがら一次の点数を計算してみて、まあ、相当良いだろうと思った子が落ちたこともあります。

また、二次試験の視点は中等部と湘南では全然違います。したがって湘南で正規合格でも、中等部では二次で落ちるということも多々ある。じゃあ、重複合格はまったくないのか、といえばそんなこともないのです。

ですから、その視点についてしっかり吟味をした上で、対策をしていかないといけない。せっかくの一次の結果を棒に振らないためにも、二次の視点をしっかりつかんで志願書や活動報告書などに反映していく準備をしていかなければならないのです。

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春休みは復習に力を入れる


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一文が長い子


6年生の教室から
自分で掘り下げるシステム


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考えることを中心に据える

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入試問題は大きく分けて、

1 知識を知っていればできる問題

2 その場で考えて答えを導き出す問題

に分かれます。

国語で言えば、漢字や文学史は1の分類になり、長文読解の問題は2になる、ということなのですが、慶應は以前から1の比重があまり高くはなかったのです。元から基礎ができていればいい、ということだからあまり細かな知識は求められなかったのですが、ここのところそれがさらに明確になってきているように思えます。

逆に言えば、細かな知識がなくとも考える力がなければ解けない問題が増えているということなのです。

しかしながら、これは慶應ばかりの問題ではない。全体的に今はそちらの方向に入試問題の舵が切られている感じがします。細かいことをたくさん覚える必要はない。しかし、小学生として知っている知識をフル動員して、この問題はどう考えるのか、この問題はどう解くのか、というようなことに視点が移ってきている。

ある意味では言えば、最後の一夜漬けが利かない、ということなのです。

長い文章を読み、図やグラフ、表からデータを読み取って、それで解答を導き出す。これは地道に問題を解いていかないといけない。

つまり問答を繰り返すことで、力が付く、ということなのです。なので、早めに過去問に入った方が良い、と私は思います。

今年の問題も収録した過去問がすでに出版されています。最初から何点とらないと、などと力試しをしてはいけません。むしろ1問ずつ切り分けて解いていくのが良いでしょう。その1問、1問をていねいに練習することで考える力が身についていくのです。

少しずつ考える練習を積み重ねていきましょう。

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勉強する時間


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当てはめ作文


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学校からの呼び出し

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慶應は中1から留年があります。

この時期、ある1日、学校から呼び出しがある。

まあ、全部が全部そうなるとは限らないが、留年の危機であることに間違いはない。

本来、中学から行った子はそれなりに勉強の準備ができているのだから、大丈夫、と思いがちですが、まあ、入学した後の話だから、ちゃんとやらない子もたまに出てくる。

特にこの時期、すなわち受験が終わってから入学までの間、完全に遊び惚けてしまうと、そのまま締まりがない状態になっていく。

親も「今までがんばったのだから」とつい甘い気持ちになってしまって、後から大変になることがあるものです。

進級に関しては、大学推薦の問題があるので、付属校の方が厳しい。受験校は割とぽんぽん上げますが、付属校は留年させる学校の方が多いでしょう。

慶應の場合、同じ学年には2年間しかとどまれないので、次の年に進級できないと学校をやめなければならなくなります。

だから、合格した後もほどほどに緊張感を保った方が良い。そろそろ方向転換をした方が良い時期でしょう。


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画像効果


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終わらない!?


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志望校が決まらない


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普通部だけ

各塾の学校別特訓を見ていると、慶應普通部は良くでてくるが、湘南や中等部の学校別特訓というのはまずない。同様に、栄光や聖光のように2月2日の学校の学校別特訓もあまり見たことがない。

東京・神奈川の塾の場合、学校別特訓は2月1日校に限られることが多いのです。

もちろんすべての学校に対して学校別特訓を作ることはできません。しかし、2日校や3日校があっても悪くはないと思うのですが、多くの生徒はまず1日校を受験する。

そしてもし合格するとそれで受験が終了することになる可能性がある。つまり対策をしても合格する前に受けない、という選択が出てくる可能性があるのであれば、まずは1日校に絞った方が良い、ということなのです。

しかし、第一志望が普通部という子ばかりではない。男子でも湘南が第一志望という場合もあるだろうし、中等部志望の女子は御三家を受けるだろうが、しかし本当は中等部の対策をしっかりやりたいと思っているところはあるのです。

慶應に特化する塾を作ろうと思ったのは、そういう要望が以前から強かったからです。そこから現在の慶應進学館になりました。

同じ慶應でも学校別の傾向は3校とも違います。したがって、それぞれの学校に合わせた学校別特訓が必要で、慶應進学館は6年生の秋には「普通部特別」「湘南特別」「中等部特別」にさらに細分化されます。

いろいろな学校と対策がかぶるところはありますが、しかし、やはりそれぞれの学校に向けた対策を組んだ方が効率的で、オリジナル教材と学校別バインダーで6年の秋に一気に得点力をつけていきたいと思います。


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