考えることを中心に据える

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入試問題は大きく分けて、

1 知識を知っていればできる問題

2 その場で考えて答えを導き出す問題

に分かれます。

国語で言えば、漢字や文学史は1の分類になり、長文読解の問題は2になる、ということなのですが、慶應は以前から1の比重があまり高くはなかったのです。元から基礎ができていればいい、ということだからあまり細かな知識は求められなかったのですが、ここのところそれがさらに明確になってきているように思えます。

逆に言えば、細かな知識がなくとも考える力がなければ解けない問題が増えているということなのです。

しかしながら、これは慶應ばかりの問題ではない。全体的に今はそちらの方向に入試問題の舵が切られている感じがします。細かいことをたくさん覚える必要はない。しかし、小学生として知っている知識をフル動員して、この問題はどう考えるのか、この問題はどう解くのか、というようなことに視点が移ってきている。

ある意味では言えば、最後の一夜漬けが利かない、ということなのです。

長い文章を読み、図やグラフ、表からデータを読み取って、それで解答を導き出す。これは地道に問題を解いていかないといけない。

つまり問答を繰り返すことで、力が付く、ということなのです。なので、早めに過去問に入った方が良い、と私は思います。

今年の問題も収録した過去問がすでに出版されています。最初から何点とらないと、などと力試しをしてはいけません。むしろ1問ずつ切り分けて解いていくのが良いでしょう。その1問、1問をていねいに練習することで考える力が身についていくのです。

少しずつ考える練習を積み重ねていきましょう。

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