慶應普通部
合格 205名
補欠 70名
慶應湘南藤沢中等部 一次
一般 194名
帰国 85名
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慶應湘南藤沢中等部 一次
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普通部は各教科100点の400点満点ですから、各教科ともバランスが取れている方が有利、とはいえるでしょう。社会がだめ、とか、理科が苦手、という場合、そこで差が開く要因があるわけですが、各教科均等配点だとそれがしっかり反映する可能性が高いのです。
もちろん普通部は理科の平均点が他の教科に比べて下に引っ張られる傾向がありますが、それでもなるべくならば全体にできた方が良いとは言えそうです。
一方、湘南、中等部は、理科、社会が50点満点と、算数国語の半分しかない。だから、まずは算数と国語がある程度できないといけない、ということになります。逆に理科、社会ができなくても、点数が普通部ほど開かないというところがあるわけです。
どこを第一志望とするかによって、やはり多少なりとも重点的に勉強する科目を変えていった方が良いでしょう。
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普通部は算数の式を解答用紙に書くように指示されますが、中等部と湘南は答えだけを書くことになります。
したがって中等部と湘南の場合、式を書かなくても良いように思えますが、やはり余白にしっかり式を書いていくように練習してもらいます。
慶應の算数は、標準的な問題を数多く並べる形式で、平均して小問が20問用意されます。
したがってそのひとつひとつは概ね2分程度で解いていかないといけない。
で、ミスがでればそれだけ差をつけられることになるので、合格するためにはミスを徹底的に防がなければなりません。
そのために式を書く必要がある。
自分が今何をやっているか、何を出しているのかを確認し、問題文も良く読んで極力ミスを減らしていく解き方をマスターしてください。
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過去問を進めていくうえで、まずできるのは国語でしょう。
国語の読解問題というのは、毎週何らかの問題が各塾のテキストで出てくるとは思うのですが、概ねどこかの過去問であることが多いので、どうせやるのであれば自分が受ける学校をどんどんやっていった方が良い。
それにやればやるほど、出題形式がわかってくるから、塾でやるときもこの問題は似てるからがんばろう、みたいな気持ちも出てきます。
しかし、やはり一番大事なのは算数でしょう。
多くの塾ではそろそろ算数が終わりに近づいている(あるいはカリキュラム上はすべて終わっている)段階ですから、どんどんやろうと思えばできる。しかし、実際には忘れていることも多いのです。え、こんなことも覚えてないの、と思うことがあるかもしれませんが、しかし、まあ2年以上やってきているわけだから、そう何でも覚えている、というわけではない。
だからできなければ、しっかり解説を読んでやり方を確認することです。覚えていないことがあれば、その段階でしっかり覚えなおす。こういう過程が積み重なっていけば、しっかり復習になるのだけれど、やはり自分が受ける学校の問題でやれば、気合も入るでしょう。
まずは夏休みまでに、算数と国語をがんばりましょう。それだけでも進めば、夏休みの勉強は楽になります。
やるべきことは後半になればまた新たに増えるので、今進めるところは確実に進んでください。
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先日テレビで「なぜ早生まれのプロ選手は少ないのか」という問題を解説していました。
この問題、なぜテレビで話題になったのかは、最初の方を見ていなかったのでわからないのですが、2019年慶應湘南の作文の問題になったのです。
問題は以下の通りです。
次の二つのグラフを見て、「なぜ日本のプロ野球選手は四月~七月生まれが多いのか」という問いに対する答え(仮説)を考えてカキなさい。またその答え(仮説)が正しいことをどうすれば証明されるか、説明しなさい。
*百六十字以内でかきなさい。
*原稿用紙の使い方に従って書くこと。ただし改段落をする場合は行を変えず、一マス空けることで示しなさい。
当時、プロ野球選手の方からも解答が寄せられたのですが、テレビ番組の解答は
「指導者の選択と生徒の勘違い」というまるでNHKの「チコちゃんに叱られる」的な解答になりました。
確かに早生まれの子も大きくなれば、それなりに成長し、プロ並みの体格になることは間違いありません。しかし、小学生の間は、やはり小さいことが多い、逆に同じ学年でも4月~7月生まれの子は体の成長が早い。身長が1cm高いと球速が1km速くなるのだそうで、そうなると、指導者としては当然、速い球を投げる選手を使うことになる。そうするとそういう選手は自己肯定感が強くなり、さらに練習をすることになるのです。一方早生まれの子は、その場面ではあまり使われない。そうなると、自己肯定感が少なくなり、認められてない、と感じてしまうから、先が続かなくなる、というような、話でなるほどなあ、と思いました。
統計的な処理をどうするか、という問題でもあるようなので、この仮説だけが正解というわけではないでしょうが、そういう問題も出るので、子どもたちがいろいろな番組を見るのも、決して悪くはないと思いました。
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試験時間は30分。100点満点。解答用紙は変形A3版。幅はほぼA4の縦と同じ。解答を書く欄によって長さは毎年、いろいろですが、解答を書く場所は50個以上ありますから、結構忙しい問題でしょう。
大問は5~6題。例年地理と歴史で大問2題ずつ。残りが公民と現代社会という割合で、やはり地理と歴史の比重が高い出題といえます。
地理に関しては地図に関する主題が比較的多く、また各校で最近減少しているある地方に集中した問題も出題されます。特に河川や山脈、山地などは単に知識として覚えるだけでなく、それがどの場所にあるのかも十分に確認してください。また地図の読み取りも良く出題されます。地図記号や等高線、など他校の類題も合わせて練習すると良いでしょう。また注意しておきたいのが鉄道や道路です。つい、覚えるとなると川の名前や平野の名前になってしまいますが、鉄道がどこを走っており、例えばある鉄道から見たときこの山脈はどちら側に見えるのか、なども考えておきましょう。
ただ、知識の細かさはそれほどでもなく、頻出する内容がほとんどです。ただし、現代社会に関する出題は年々増加しており、注意が必要です。秋以降、時事問題の整理はしっかりしておきましょう。
説明会で以前、出題として「学校で習う問題」「塾で習う問題」「学校でも塾でも習わない問題」の3種類を出題していきたいという説明がありましたが、出題の幅は毎年広がっています。
解答形式は選択式、単語解答がほとんどです。記述は1~2題程度で、それほど長くはないので、用語解答と大きく変わりはありません。
歴史の特徴として、やはり江戸幕末から明治にかけて、慶應創立のころの問題が比較的出題されやすく、また福澤諭吉に関する問題も少なくありません。まずはこの時期を集中して勉強しておくと良いでしょう。
世界地理については、歴史や現代社会の問題としてたまに出題されることがあります。話題になったときに地図を見て位置を確認する、という作業はつねにしておくと良いでしょう。
対策としては、まずしっかり過去問をやりこむこと。そうすると、良く出題される範囲がわかってきますので、その知識をまず正確に覚えること。また同様のテーマを他校の入試問題からピックアップして練習してみると良いでしょう。
大学付属校は、そのまま大学にエスカレータで上がれるようになっています。
もちろん、進級については成績で決まるので、あまりに素行や成績が悪ければ推薦されません。したがってやはり勉強はそこそこやらないといけない。
ただし、大学受験のレベルまでやっているか、というとそうではないでしょう。
ただ、明確にこういう方向に進みたいということが決まっているのであれば、付属校は悪い選択ではないと思うのです。
大学受験の段階で進む道を選べた方が良いだろう、という考えはもちろんありますが、逆にその分、大学入試に合格しないと始まらないところがある。
もちろん付属校も成績が悪いと希望する学部にはいけないが、少なくとも外から来るよりはやはり高校時代の負担は少ない。
その分、いろいろなことにチャレンジできる余裕はあるわけです。
慶應に進んだ生徒を見ていると、やはりクラブ活動に熱心な生徒は少なくありません。例えば音楽関係で言えば、管楽器などは、中学に進んで初めてやる、という子も少なくないのですが、なかなか短期間で上手になっていきます。
学校の勉強、クラブ活動と上手に時間を使い分けながらいろいろな力をつけていく姿はなかなか頼もしいし、早い段階で目が留学に向かうのも、やはり大学受験とはまた別の視点を持ちやすいからとも言えるでしょう。
大学附属校は大学の学部がある程度限定されるところがあるので、受験校ほど自由な進路を選べるわけではありませんが、その分のメリットも確かにあるので、しっかり比較しながら志望校を選んでいってもらいたいと思います。
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入試のために帰国して受験し、受験が終わったら一旦現地に戻り、卒業式を終えてからまた戻る、というスケジュールを組んでいる帰国の子どもたちは少なくありません。
年によっては1月に入ってから帰国するということもあるのですが、今年は帰国後2週間の隔離がある。
で、2週間の隔離が終わらないと入試を受けることはできないのです。だから、まあ、早めに帰国する以外にはない。
しかし、入試後がまた大変で、いったんこれで現地に戻るとまた2週間の隔離があり、さらに卒業式を終えて今度は入学式のために帰国するとこれまた2週間の隔離がある。
本当に大変なのです。
じっとホテルなり家なりに待機していないといけないから、ストレスは大変なものでしょう。
でもそれを乗り越えて、新しい生活を手にするわけだから喜びもひとしお。
みんな、お疲れ様でした。
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テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
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スタートの偏差値は気にしない
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
両立をめざす
6年生の教室から
国語はコツコツと
3校とも当日の入試の注意事項をホームページで発表しています。
で、今回は、コロナ対策でいろいろなことが変更されていますが、その中に換気の問題があります。
当日、窓が開いている、ということはあり得ませんでしたが、今年は試験中に換気を行うため、窓がずっと開いていることになりそうです。
当然暖房はいれていますが、寒いでしょう。
したがって、防寒の対策を進めていますが、ただし、手袋と耳当ての着用はできないと湘南では指示されています。また普通部ではマフラーの着用はできないことになっています。
防寒の方法として一番良いのは重ね着です。
なるべく着脱の簡単な、軽い衣服をいくつか重ね着して準備してください。
ただし、普通部は午後に体育実技試験があるので、それにも対応できるように心かげてください。
試験中に寒い状況にならないように、今から着る物について準備を進めた方が良いでしょう。湘南と中等部は面接と体育実技が二次試験ですので、一次試験は筆記のことだけ考えて準備を進めましょう。
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疲れに注意
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
マスクをして勉強を
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早く行きすぎない
慶應は3校とも体育実技があります。
しかし、別に体育学部の試験ではないから、視点は別のところにあります。
その最も重要なところは指示をしっかり聞き取れるか、という点。
例えば右から回るのか、ボールを取ってから、走るのか。どこでボールを入れるのか、そういうことは最初にきちんと指示されるし、在校生がお手本まで見せる場合もあります。
それでもやはり緊張しているからか、方向を間違えた、という子もいる。だから何より良く聞く、しっかり見るということが大事なのです。
そんなことは普通はできますが、やはり入試ですから上がっている子も少なくない。落ち着いて聞く、ということを心がけてください。
今年はコロナ禍で、ずっと家にいる生徒が多いでしょう。ちょっと外に出て体操したり、少し体を動かすなど運動にも気を遣ってください。
当日、久し振りに体を動かした、などということのないように注意して欲しいと思います。
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持ち偏差値
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そんなの間違えない、と思いがちだが
6年生の教室から
問題文を正確に捉えているか?