2019年 慶應湘南、作文の解答 

先日テレビで「なぜ早生まれのプロ選手は少ないのか」という問題を解説していました。

この問題、なぜテレビで話題になったのかは、最初の方を見ていなかったのでわからないのですが、2019年慶應湘南の作文の問題になったのです。

問題は以下の通りです。

次の二つのグラフを見て、「なぜ日本のプロ野球選手は四月~七月生まれが多いのか」という問いに対する答え(仮説)を考えてカキなさい。またその答え(仮説)が正しいことをどうすれば証明されるか、説明しなさい。

*百六十字以内でかきなさい。
*原稿用紙の使い方に従って書くこと。ただし改段落をする場合は行を変えず、一マス空けることで示しなさい。

当時、プロ野球選手の方からも解答が寄せられたのですが、テレビ番組の解答は
「指導者の選択と生徒の勘違い」というまるでNHKの「チコちゃんに叱られる」的な解答になりました。

確かに早生まれの子も大きくなれば、それなりに成長し、プロ並みの体格になることは間違いありません。しかし、小学生の間は、やはり小さいことが多い、逆に同じ学年でも4月~7月生まれの子は体の成長が早い。身長が1cm高いと球速が1km速くなるのだそうで、そうなると、指導者としては当然、速い球を投げる選手を使うことになる。そうするとそういう選手は自己肯定感が強くなり、さらに練習をすることになるのです。一方早生まれの子は、その場面ではあまり使われない。そうなると、自己肯定感が少なくなり、認められてない、と感じてしまうから、先が続かなくなる、というような、話でなるほどなあ、と思いました。

統計的な処理をどうするか、という問題でもあるようなので、この仮説だけが正解というわけではないでしょうが、そういう問題も出るので、子どもたちがいろいろな番組を見るのも、決して悪くはないと思いました。


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