正確さが問われる

応用力とか、読解力とか、合格にはいろいろな力が必要ですが、やはり慶應の入試に関して言えば正確さ、ということが最も重要なキーワードだと思います。

問題自体は全体を通してさほど難しい、ということはあまりない。ただ、ある程度の分量があり、確実に得点を積み重ねていく必要があるので、時間内に正確に解き上げる、ということが何よりもまず大事なことのように思えるのです。

で、これまでいろいろミスをしてきたことをどう修正するか、がこれからの大事な対策になります。

問題の読み違い、計算間違い、勘違い、覚え違い。

まあ、ミスは別にやりたいと思ってやっているわけではないものの、出した答えの10%ぐらいはミスがでてくるものです。

それをどうやって防ぐのか?ここからはそれを第一に考えて練習してください。

たくさんやらなくてもいい、難しいものをやらなくてもいい。ただ正確に解き上げる、これが最も必要な力です。

スケッチの練習

普通部の生物では、スケッチを描かせる問題が割と良く出ます。

花の絵だったり、昆虫の触角だったり、動物の模様だったり、まあ、いろいろですが、なかなかこれは予想がつかない。

なので、図鑑を見て実際の植物や動物の写真を見ておくのは大事なのですが、さらにそれを写す、というのをたまにやっておいた方が良いのです。

実際に描く、と言っても練習をしておかないとなかなかうまくいかない。普通部がこのような問題を出題するのは、入学後フィールドノートをやらせるので、そういう力量を試す狙いがあるからですが、それと同時に入試に出すことによって、そういう練習をしてもらいたい、と考えているからです。

こういう問題は他校ではなかなか出ませんから、やはり特別に対策をしないといけない。と言って、子どもたちにあまり馴染みのない生物が出ることもあまりないので、日々少しずつ練習をしておきましょう。

解答欄を確認する

中等部の答えはおしなべて、数字を書く欄が多いようにできています。

これは、採点をなるべく早く進めるようにしてあるからですが、それでも社会は最近、ことばで答えを書いたりするようになってきています。

ただ、その解答欄は左と右に分けてある。

これは国語もそうですが、左は数字ばかり、右は言葉の答え、というようになっています。

問題は同じ大問の中で左側と右側に分かれるところ。

2番は番号で答えるから、左側。3番は言葉で答えるから右側。というように分かれてしまいます。

また3ケタの数字も3つの数字を分けて書く。したがって、解答欄を常に確認していくくせをつけてください。

最後に「あれ、解答欄が足りない」と思っていると、実はひとつ解答をずらしていた、なんてことが往々にしておきます。

最初から慎重に答えを書く、とそういうミスは防げますから、解答欄の番号を確認しながら書き進めてください。

長い問題文に注意する

近年、理科、社会で実験の資料や統計の資料などを含む長い問題文が出題されるようになりました。

どちらかといえば、慶應の問題はシンプルであることが多かったのですが、最近はそういう問題も出てきています。

で、こんな実験はやったことがない、とか、こういうことは今まで読んだことも聞いたこともない、という場合があるかもしれません。

しかし、そういう問題であれば、みんなほぼ同じ条件。つまりだれも実験をやったことがないし、そんな資料を読んだこともない、ということなのです。

だからしっかり資料を読めばいいのです。

そういう問題の場合、答えは本文の中にある、といっても過言ではない。しっかりデータを読み取るだけで答えが出ることも多い。

もちろん考えつかない答えを求められることもあるかもしれませんが、それは正解率が高いわけではないから、できなくてもそう合否に響くものではない。

ただ、問題文を読んで答えがすぐでる問題を落としてしまうと、これは影響が大きい。

したがって長文かもしれないが、ていねいに読んでいってください。

決して急いではいけない。急いで端折ると、大事な答えの部分を読み飛ばす可能性がありますから気をつけてください。

慶應3校受けるべき?

男子の場合、慶應は3校受験することができます。

ただ、そうなると2月1日から2月5日まで(二次試験を含めて)全部慶應で日程が埋まることになります。

もちろん、一次試験が残念であれば、他校を受験できるし、午後入試を使うという手も当然ある。

同じ大学に行くのだから、3校どこでも良い、というのはもちろん当然考えられることではあるのです。

今年は中等部の男子の定員が減少することから、ならば、湘南も、と考えることもあるかもしれないが、しかし、湘南の枠も横浜初等部の内部進学でそう大きい枠が残っているわけではありません。

むしろ高校受験の方が枠は大きくなるところはあるのですが、しかし、中学受験で結構がんばってきたので、やはりここで決めたいというところはあるでしょう。

最終的にしっかり検討して、受験ラインナップを決めていきましょう。

もちろん3校受験は当然アリです。

特殊な生物は出ない

普通部の生物はなかなか細かい出題が多いのですが、だからといって子どもたちが全く知らないような生物は出題しません。

日本で暮していて目にすることのできる植物や昆虫、あるいは動物園で人気の動物が出てくるだけなのです。だから図鑑を見ていても、あまりマニアックな動植物に気をとられる必要はありません。

とはいえ、それが身近なのか、そうでないのか、は子どもたちに判断がつかない場合もあるでしょう。

なので、日本で目にするようなものにしっかりマークをつけてあげてください。

その意味では、使うのは小学生用に作られたポケット図鑑で良いと思うのです。この図鑑は普通、野山を歩いていてこの植物は何だろう、この昆虫は何だろう、というのを調べるために作られている。

その視線でまとまっているので、やはり身近な植物をしっかり認識することが必要です。

例えば、普通部の校庭の周りにある木などが問題になっているわけだから、その視点をしっかり持って勉強してください。

下書きは早めに

毎年、慶應の手続き資料を見ていますが、WEB出願に変わっていろいろ以前に比べて変わったことがあります。

一方で変わらないことも多い。志願書にしても、本人の自己紹介欄にしても、活動報告書にしても、同じ慶應でありながら各校求めることは違っており、その特徴はそれぞれなのです。

だからそういう内容が、しっかり募集要項に盛り込まれている。

読んでいると、以前と変わらないところもかなりあります。

長年の出願手続きを経て練り上がっている説明なので、少なくとも学校が話せることはちゃんと書かれている。

少なくとも出願に関して必要なことはすべて書いてあるので、ぜひ試験実施要項を良く読んでください。

結構、読んでいるつもりでいて、実際に出願書類を書いていると「これは何を書くの?」と思うことが出てくるものです。まずはコピーをとって書いてみると、そういう疑問点が出てきますから、下書きは早めに始めてください。

配点の違いを意識する

普通部と中等部・湘南では配点が違います。普通部は各科100点満点の400点満点なのに対して、中等部と湘南は算国は100点 理科社会は50点満点の300点満点。

この傾斜配点が子どもたちの得手不得手とやはり大きくかかわってきます。

理科社会の知識が多い子は400点満点の方が有利でしょう。特に普通部は理科の生物でユニークな問題が出ることが多いので、生物が好きな子はうまく点数をとれる場合が少なくありません。

4教科そこそこ万遍なくとれる子はやはり普通部に入っていく場合が多いと思います。

逆に理科社会はそれほど得意ではないが、算数が得意な子は特に中等部に入りやすい。

中等部の理科・社会の問題数は結構多いのですが、結局満点が50点ということになると1問1点とか、そのくらいになってしまう。一方、算数はやはり1問5~6点ぐらいになるので、算数が1問違うと理科社会の5問分ぐらいになってしまいます。

したがってどちらを狙うか、という考え方は当然あってもいいでしょう。普通部型の方が自分に合うということであれば、理科・社会に最後力をいれてもいいし、中等部・湘南型の方が良いと思えるのであればその対策をするべきです。

残り時間は短くなっているので、なるべく自分の得手不得手に合った作戦を考えていくと良いでしょう。

2023年度 慶應進学館 入会案内のお知らせ

2023年度 慶應進学館 入会案内ができあがりましたので、お知らせします。

平成23年度の新学期は2023年2月6日月曜日からになります。

本年度の募集学年は新5年生と新6年生の2学年です。
新5年生の2月から6年生の1学期までをかけて、基準のカリキュラムを学習し、6年生の夏休みから本格的な学校別対策授業に入ります。
詳しくは以下のリンクからご覧ください。

2023年度 慶應進学館 入会案内

慶應普通部、中等部、湘南藤沢中等部進学ゼミ 開講中です。

フリーダムオンラインのシステムの中で、慶應3校の進学ゼミが開講しています。

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