普通部」カテゴリーアーカイブ

特殊な生物は出ない

普通部の生物はなかなか細かい出題が多いのですが、だからといって子どもたちが全く知らないような生物は出題しません。

日本で暮していて目にすることのできる植物や昆虫、あるいは動物園で人気の動物が出てくるだけなのです。だから図鑑を見ていても、あまりマニアックな動植物に気をとられる必要はありません。

とはいえ、それが身近なのか、そうでないのか、は子どもたちに判断がつかない場合もあるでしょう。

なので、日本で目にするようなものにしっかりマークをつけてあげてください。

その意味では、使うのは小学生用に作られたポケット図鑑で良いと思うのです。この図鑑は普通、野山を歩いていてこの植物は何だろう、この昆虫は何だろう、というのを調べるために作られている。

その視線でまとまっているので、やはり身近な植物をしっかり認識することが必要です。

例えば、普通部の校庭の周りにある木などが問題になっているわけだから、その視点をしっかり持って勉強してください。

下書きは早めに

毎年、慶應の手続き資料を見ていますが、WEB出願に変わっていろいろ以前に比べて変わったことがあります。

一方で変わらないことも多い。志願書にしても、本人の自己紹介欄にしても、活動報告書にしても、同じ慶應でありながら各校求めることは違っており、その特徴はそれぞれなのです。

だからそういう内容が、しっかり募集要項に盛り込まれている。

読んでいると、以前と変わらないところもかなりあります。

長年の出願手続きを経て練り上がっている説明なので、少なくとも学校が話せることはちゃんと書かれている。

少なくとも出願に関して必要なことはすべて書いてあるので、ぜひ試験実施要項を良く読んでください。

結構、読んでいるつもりでいて、実際に出願書類を書いていると「これは何を書くの?」と思うことが出てくるものです。まずはコピーをとって書いてみると、そういう疑問点が出てきますから、下書きは早めに始めてください。

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慶應義塾普通部、合格発表は2月2日に繰り上げ

10、11日と普通部の学校説明会がありました。

すでにホームページで学校説明会の動画が公開されています。

慶應義塾普通部 学校説明会

主事の動画によりますと、合格発表は2月2日に1日繰り上がることになりました。この結果、普通部の合格者で普通部に行きたい生徒は、中等部を受験する必要がありません。
結果、今年の中等部の募集人員は減少しますが、今回の措置により緩和される可能性が出てきました。

なお、普通部の募集要項の発表は10月11日を予定しているようです。

どの過去問をやるか

2月1日から2月5日まで慶應の入試は続きます。

2月1日 普通部
2月2日 湘南一次
2月3日 中等部一次
2月4日 湘南二次
2月5日 中等部二次
ということになるので、慶應3校受験して、湘南も中等部も一次を通過すると他の学校は2月6日以降しか受験機会がなくなります。2月6日に入試が残っている学校はほとんどないので、もうこれは腹を決めて受験校を決めていった方が良いでしょう。

男子の場合、慶應3校を受験するのか。普通に考えれば1校はやめるべきだろうと思います。そうなると、そのとき受験する学校はある程度安全校として絞り込んでおく必要があります。

例えば男子で普通部と中等部を受験し、湘南をやめる場合。2月2日に安全校を受け、2月4日にもう一度上位校を考えておく、という流れになるでしょう。

女子の場合は2月1日が空いていますから、ここで確実に、合格校を確保する方法もある。しかし、一般にはここで女子御三家を受けている受験生が多いでしょう。その合否によっては、受験する学校を変えなければいけない場合もある。

したがって残念ながら1次でだめだった場合も想定して、受験する学校を絞り込んでいきましょう。

なぜ今からそんなことを考えるのか?やるべき過去問を絞るためです。すべての受験校の過去問を残りの期間で10年分2回やるというのも結構大変なボリュームになります。したがってある程度、絞り込んでおいて始めていかないと間に合わなくなります。

後々、成績のことから変えることがあるかもしれませんが、なるべく早くラインナップを決めていった方が学校別対策はしやすいでしょう。