湘南藤沢中等部」カテゴリーアーカイブ

人口に関する問題

2019年 慶應湘南の問題です。

次の表は1600年から1995年にかけての日本の総人口を示しています。問いに答えなさい。(表は「図説人口で見る日本史」「日本国勢図会2018/19」より作成)

問1  AからBの時期にかけて人口は急増し,文化面でも変化がありました。この時期の文化についての説明として適当なものを選び,番号で答えなさい。
1 歌川広重や葛飾北斎の浮世絵が大量に印刷され,庶民も手に入れることができるようになった。
2 俳諧が発達し,与謝蕪村や小林一茶がおおいに活躍した。
3 江戸の発展にともなって,京都や大坂の文化はおとろえていった。
4 豊かになった町人の気風が,文化に大きな影響を与えるようになった。

問2 BからCの時期にかけて、人口は大きく変化していません。この時期の都市と農村についての説明として適当なものを選び,番号で答えなさい。

1 都市に住む町人の人口が,百姓の人口を上回るようになった。
2 開墾はほとんど行われず,農地はあまり増えなかった。
3 火山の噴火などの天災により,農村では飢きんが何度も起きた。
4 一揆が少なくなり,農村から都市に流入する人口が減少した。

問3 DからEの時期にかけて,人口は再び急増しています。増え続ける入口に対する政策についての説明として正しいものを選び,番号で答えなさい。
1 食料を自給できるように,国民に農地を均等に分配した。
2 人口増加をおさえるために,子どもの数を少なくするように呼びかけた。
3 海外に移住することをすすめ,朝鮮半島や満州などに人びとを送り出した。
4 都市の人口が急増し・住宅を確保するために,郊外の丘陵地に大きな団地を整備した。

問4 EからFの時期に起きたできごとについての説明として適当なものを選び,番号で答えなさい。
1 食料輸入額に占めるヨーロッパの割合がもっとも大きくなった。
2 朝鮮戦争以降,経済が著しい成長をとげ,国民の生活水準が上昇した。
3 アメリカ軍の駐留費を負担し.国の財政の半分近くを占めるようになった。
4 日本車の中国への輸出をめぐって,貿易摩擦が大きな問題となった。

問5 2000年以降の日本の社会状況について説明したものとして適当でないものを選び,番号で答えなさい。
1 少子化がすすみ,都市部の保育園では待機児童がいなくなっている。
2 高齢化がすすみ,医療費の増大が問題になっている。
3 過疎化がすすみ,地方の商店街から店が減っている。
4 IT化がすすみ・少ない労働力で効率のよい生産が行われるようになっている。

【解説と解答】
問1 江戸時代、享保までの時期です。
(答え)4
問2 人口が増えなかったのは噴火やききんの問題があったからです。
(答え)3
問3 明治以降の話ですから、移民を勧めています。
(答え)3
問4 第二次世界大戦後ですから、2。貿易摩擦はアメリカとの間でおきました。
(答え)2
問5 待機児童はなくなっていません。
(答え)1


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解説をしっかり読む


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
第一志望は変えない


6年生の教室から
知識の暗記は繰り返すこと


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会って合否を決める

中等部と湘南は一次試験と二次試験に分かれます。

普通部も以前は一次と二次に分かれていたのですが、現在は2月1日の試験ということもあり、全員に二次試験を課すということで、午後、面接と体育実技が行わています。

したがって慶應は必ず子どもに会ってから合否を決めます。中等部と湘南は保護者にも会ってから決める。だから当然、その部分のチェックが入るのだ、ということなのです。

どの学校でもそうですが、自校に入りたい、という子を選んで入れたい。いろいろ落ちて「仕方ないから来た」という子よりは、「ぜひ行きたい」と思って来てくれた方が良い。

特に中等部や湘南は合否の確定が遅くなりますから、後から繰上げるというのはなかなか大変なので、それならば「来たい子」を選びたい。

だから会って合否を決めるシステムになっているのです。したがってそれなりに対応をしていかないといけないところがある。

出願書類も他校に比べれば明らかに面倒なことが多い分、しっかり準備を進めていかなければいけないのです。


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第389回 説明文は難しいのが当たり前


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
できるようになるときの落とし穴


6年生の教室から
穴はここだ


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「家庭での活動」のヒント

湘南の活動報告書は4年生以降の活動について

1)家庭での活動
2)学校での活動
3)家庭・学校以外の活動
とわけて1つずつ説明することになっています。

とりわけ、4年生以降ということになると、塾に通うことが多くなりなかなか習い事を続けるのも難しくなりますが、さらに家庭での活動ということになると、なかなか書くことが見つからない、というケースもあるでしょう。

昨年の募集要項で例に挙がっているのは
ずっと家庭で続けているお手伝い
長年自分が中心に育てたり世話をしている動植物のこと
夏休みの自由研究など、家族も一緒に取り組んだ成果の発表歴
家庭学習の中で得た資格や検定およびコンクールなどの成果

とあります。最後の部分は家庭・学校以外の活動に入る習い事習い事と混同しやすいのですが、要するに家庭学習の中で獲得した成果と考えれば良いので、例えば漢字検定、みたいなことも入るわけです。

で、この夏休みの自由研究も5年生にやったことの継続で考えてみると、入れることができる可能性があります。また今年単独であっても発表してなんらかの表彰対象になれば、それも入れられることになる。

ついつい自由研究は受験勉強の妨げというようにとらえがちですが、上手に利用する方法もあるのです。特に普通部や中等部の理科対策としても有効ですから、テーマをしっかり考えてみてください。

5年生のみなさんは、そういうことも前提にしながら2年間の流れとして自由研究を使うのもひとつの方法です。


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問題にのまれない


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
わかっていない答案


6年生の教室から
6年2学期から預かる子


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英語入試

英語の重要性があることから、帰国生でなくとも英語の勉強をしている子どもたちは少なくありません。小学校6年生で英検2級を持っている、と言う子もたびたび見かけます。

で、そういう子どもたちが英語を使って受けられる入試が段々増えてきました。

慶應湘南も今年から、帰国枠、一般枠とも算数、国語、英語の3科目で受験できます。しかも、入学後に既習の英語クラスがある数少ない学校のひとつでもあります。

英語枠で入試をする以上、英語ができる子どもたちを採るのだから、既習の英語クラスが絶対なければいけない。
またABCから習う、というのは当然子どもたちにとっては苦痛でしかないので、その意味では慶應湘南の英語の指導体制は明確でしょう。

せっかく英語ができるのなら、英語で入試を受ける、というのも大事な選択肢でしょう。


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2月2日以降校を第一志望にするなら


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
煽られる?


6年生の教室から
なぜこれをやるのか、説明していますか?


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英語入試

慶應進学館 夏期講習のお知らせ

2019年入試から慶應湘南で英語入試が実施されました。レベルは英検2級から準1級程度、ということで、帰国の枠にはまらなくても帰国と同じ3科目の入学試験が受けられることになります。

過去問も出てきましたので、そのレベルからするとこれに対応できる小学生は結構多いのではないかと思います。

一方で横浜初等部の内部進学により、一般枠が50名減員されていることから、狭い門になっていることは間違いなく、今年の応募者は大幅に減りました。男子の場合は2日を空けて普通部、中等部の受験という受験生が多くなったと思われますが、湘南熱望組にとっては逆にチャンスといえないこともない数字になってきています。

ただ英語入試はこのレベルの入試だと思うとそれほど大きな差が付かず、となると合否は算数と国語で決まってくる可能性が高いので、やはり算数と国語をしっかり固めるという対策が望まれるだろうと思います。


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オープンキャンパス


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
図を描く問題の増加


6年生の教室から
一発勝負


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