首都圏外から慶應湘南を狙う

湘南藤沢高等部には全国枠という募集形態があります。

これは、東京、神奈川、千葉、埼玉以外の道府県から受験できるわけですが、合格すると当然、下宿したり寮に入って学校に通うことになります。ただ中学の場合は一応保護者の元から通うことが決まっているので、地方から中学を受けることはあまりないと思われているかもしれませんが・・・。

しかし、結構地方から慶應普通部、中等部、湘南藤沢中等部を受験している子どもたちは多いのです。

合格したら、お母さんかお父さんのどちらかが引っ越すことを前提に受験しているのでしょうが、昔に比べれば実は受験勉強がしやすくなっているのです。

中学受験は以前は首都圏と関西圏と一部地域に限られていましたが、今は大都市圏には必ず中学受験塾があります。だからわざわざ東京や神奈川まで出てこなくても、中学受験準備をスタートできるし、いろいろな対策教材が増えているから勉強できるのです。

今から20年以上前はそうはいかなかったので、結構遠くから通われていました。

以前の塾には九州・中国地方や東北などから週末だけ通ってくる子どもたちがいました。まず飛行機でやってきて、土日はすべての授業に出る。そしてまた飛行機や夜行で帰っていくのです。

しかし、大変なように見えて、普段は家だけで勉強することになるので、週末だけが大変だったわけですが、概ね6年生の夏休みが終わってから、ということが多いので「最後の半年、がんばろう」ということでやってこられたのだと思います。

ただ、地方からの中学受験の成功率は案外高かったのです。

東京や神奈川に住んでいる子どもたちよりも苦労している分、やはり気持ちが強いところがあったのかもしれません。

だから、中学から慶應、というのも充分選択肢になりうるのです。今はオンライン塾をはじめ、いろいろな手法があるので、首都圏でなくてもいろいろな準備ができます。

我が子をいつかは慶應に、と思われているのであれば、考えてみてもよいのではないでしょうか。

着脱可能な服装を工夫する

コロナ対策で換気の問題があります。

当日、窓が開いている、ということはあり得ませんでしたが、試験中に換気を行うため、ある程度窓が開いています。

当然暖房はいれていますが、寒いでしょう。

したがって、防寒の対策を進めていますが、ただし、普通部では試験中、防止、マフラーや手袋の着用はできないことになっています。

防寒の方法として一番良いのは重ね着です。

なるべく着脱の簡単な、軽い衣服をいくつか重ね着して準備してください。

ただし、普通部は午後に体育実技試験があるので、それにも対応できるように心かげてください。

試験中に寒い状況にならないように、今から着る物について準備を進めた方が良いでしょう。湘南と中等部は面接と体育実技が二次試験ですので、一次試験は筆記のことだけ考えて準備を進めましょう。

創学の頃に注意

慶應義塾は1858年にスタートしました。

なので、やはりこの頃の歴史が出題されるケースがやはり多いのです。

こればかりは、仕方がない。やはりその時代との関連で問題が出ることは多いのです。

なので、しっかり勉強しておきましょう。

だからといって、他の時代が出ないわけではありません。もちろん出題される。

ただ、慶應の歴史は総じてそう細かいわけではないので、しっかり基礎的な知識を身につけておきましょう。

むしろその知識をどう使うか、という問題の方が多いので、過去問をしっかり研究してもらいたいと思います。

体育実技の注意点

慶應は3校とも体育実技があります。

しかし、別に体育学部の試験ではないから、視点は別のところにあります。

つまり速さや距離は問題ではない。

その最も重要なところは指示をしっかり聞き取れるか、という点。

例えば右から回るのか、ボールを取ってから、走るのか。どこでボールを入れるのか、そういうことは最初にきちんと指示されるし、在校生がお手本まで見せる場合もあります。

それでもやはり緊張しているからか、方向を間違えた、という子もいる。だから何より良く聞く、しっかり見るということが大事なのです。

そんなことは普通はできますが、やはり入試ですから上がっている子も少なくない。落ち着いて聞く、ということを心がけてください。

2023 慶應入試説明会のお知らせ

慶應進学館では、以下の日程で慶應入試説明会を開催します。

説明会では、2023年の慶應3校(慶應普通部、慶應中等部、慶應湘南藤沢中等部)の入試を振り返りながら、2024年度の入試に向けた対策を各校に分けて詳しくご説明します。
定員になり次第締め切らせていただきますので、早めにお申し込みください。

【日時】
2023年3月11日(土)午前11時~正午

説明会はすべてテレビ会議システム(ZOOM)を用いたオンラインで行いますので、同時間帯にパソコン・タブレット端末でオンライン説明会にアクセスしていただくことになります。(ライブ説明会になりますので、同時間帯以外の視聴はできません。)

【定員】
20名

【費用】
無料

【お申込フォーム】
定員となりましたので、締め切らせていただきました。
お申込みいただきました、みなさまへは3月9日ごろ、URLと説明会資料をメールでお送りします。
それまでの間お待ちください。
何かご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

詳しいお問い合わせは
お問い合わせフォーム

試験が始まったらすぐにやること

「はじめてください。」

という言葉と同時に、その科目の試験が始まるわけですが、まず、最初にすることは?

そう、受験番号と名前を書くことです。

公開されている解答用紙で見ると、普通部は受験番号と名前が1か所ずつ。中等部は受験番号が2か所。名前が1か所。

これを書くのに、ほんのわずかの時間しかかからない。だから、まず最初にやることです。

絶対に一番最初にやる。

毎年、だれかが

「え、名前書いたっけなあ。」
とぼやいたりします。

これだけ言っても、つい、書いたことを忘れてしまう。だから、絶対に書いた、ということを確認するためにイの一番でやることです。

もし、受験番号と名前が書いてなければ、これは0点処理をされるだろうと思います。

だって、だれのかわからないわけだから。基本的に受験番号順になっているはずだから、多分、監督官は一応確認はしてくれるでしょうが、しかし、それが100%というわけではない。

なので、自分で100%にすることです。

これはどの学校を受けても同じようにやってください。

差はどこでつくのか

例えば中等部の場合、算数は20問で100点満点です。

したがって1問は5点。

ところが理科と社会は概ね40問近く小問があるので、1問1点とか2点になりやすい。

そうすると算数の1問の差を他の教科で取り返す、ということはなかなか厳しくなってくるのです。

ですから、算数の力が問われるところがある。

算数でちょっとミスをしたりすれば、それはかなり影響が大きくなるわけです。

しかし、これが普通部になると、各科目100点ですから、教科のバランスで決まるところがありますから、そこまで算数の影響が大きいわけではない。

むしろ平均点が低いとされる理科で点数がきっちりとれているとこれは合格に向けて大きなプラスになります。

それぞれの学校で配点と教科の特徴が違いますから、やはり自ずと差の付き方が変わってくる。

最後の最後までそれぞれの学校の特質に合わせて、しっかり準備を続けていきましょう。

出願書類のコピーを忘れずに

慶應3校の出願が始まります。それぞれ郵送受付ですが、締め切りの設定の仕方が微妙に違います。書類も似ていますので、取り違いに注意してください。試験実施要項を確認の上、手違いのないようにしてください。

さて、出願書類のコピーも忘れずに取っておいてください。

この後、湘南や中等部については二次対策の想定問答を考えていかなければなりません。学校は提出された資料を基に、質問するわけですから、それに対して答えを準備するのは、資料が手元になければいけないのです。

湘南の教員の元には活動報告書や資料がコピーされていますし、熟読の後が伺えます。

ですから、こちらも書いた書類を元に、しっかり受け答えができるように準備をしていきましょう。

粘り強く解く

これまでの慶應の入試問題を見ていると、予想ができないような問題が多々出ることがあります。

芝居のセリフから原作名を当てるとか、カレーライスの作り方とか、まあ、いろいろ出てくるわけですが、だからといってそんなことを予想して勉強しているわけではないでしょう。

それは多くの受験生が同じです。

だからといって、正解をあきらめてはいけない。今までの生活体験や、学習体験の中から考えると、結構正解を思いつけることが多いのです。

「え???」と思ったら、そこから興味を持って問題を解いてみることです。

何かヒントがあるのではないか?

何か考えるきっかけがあるのではないか?

もちろん長い時間かけられるわけではないが、「そんなの知らないよ」と簡単にあきらめないようにしてください。

ぬかりなく準備を

あけましておめでとうございます。

入試まであと一ヶ月になりました。

慶應は面接もあり、調査書もあり、出願書類、4教科の試験結果、面接などを総合的に判断するということになっています。

もちろん最も重要視されるのは、4教科の試験結果でしょう。

しかし、ただ、試験結果が良ければいいのか、というとそうでもない。だいたい、それで良ければ面倒な試験をするはずがないわけですが、しかし、その点数の比重は明かされたことがない。

明かされたことがない分、不透明さを感じることはあるかもしれませんが、しかし、それでもやはり学力試験の比重は当然高いだろうと思われます。

点数が良ければ、よほど「この子は入れたくない」と試験官が思わない限り、合格するでしょう。

じゃあ、この子は入れたくないと思われるポイントは何かといえば、それは本人に来る気がない、ということでしょう。

したがって、ぬかりなく準備を進める必要があります。

中等部や湘南は一次試験の後、すぐに面接と体育実技の試験が来ますので、これもしっかり準備を進めましょう。

残りの期間、体調に気を付けて万全を期していきましょう。