4科の試験だけでは決まらない

普通部は日程の関係から、本来二次試験でやることを全員に課します。したがって、1日の拘束時間が非常に長いことになるわけですが、やはり4教科の合計点だけでは合否を決めません。

もちろん4教科の合計点が大事であることは間違いありません。が、つねに「出願書類の内容、4教科の試験、面接、体育実技を総合的に見て合否を決める」と説明されている。だから今までの塾の成績通りに合格するか、といえばそうでもないところがあるわけです。

例えば塾の偏差値では逆転しそうもないな、と思える子の合否が逆になることはあるわけです。だから、不透明感がある、という印象を持たれるかもしれませんが、もとよりそういう視点で入試を行っているのだから、そういうものとして対応していかないといけない。

即日に合格発表をする学校が多い中で、湘南や中等部はさらに二次試験まで行っているわけですから、学校もそのくらいエネルギーを使って試験を行っている、ということなのです。

何が決め手になるか、ということでいえば、いろいろな要素があります。もちろん4教科の点数が良いというのは有利であるが、絶対ではない、ということを前提にして、面接、出願書類等、万全の準備をしていきましょう。


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同調圧力


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
不要不急を控え、なるべくオンライン


6年生の教室から
受験勉強はきりがない





語彙や知識の準備

普通部、中等部、湘南と国語の問題を比較してみると、やはり明確に傾向が違います。

中でも中等部は語彙やことわざ、慣用句、文学史、短歌、俳句、脚本といった分野の問題が良く出題されています。

最近は、短歌や俳句を作れ、というような問題も出てきていますから、自ずと対策をしていかなければならないわけですが、実は類題を探すのが難しい。

というのは、あまり昨今の他校の入試ではこのような問題が出題されない。

だいたいは、物語文の読解、説明文の読解、漢字の書き取り、というパターンが多く、詩の読解も問題を探すのが大変になります。

なので、どんな問題が出るかというのは、まず過去問をあたるしかありませんが、次に考えられるのはやはり語彙やことわざ、慣用句などを並べたテキストです。

実は「どうせ忘れるから」とか「あまり出ないから」ということであまり力を入れて勉強していない部分があるのですが、中等部は違います。

したがって、テキストのこのテーマは一度整理して、覚える材料を作っていきましょう。

まだ覚えるのは先ですが、これはデータを集めるのが結構苦労します。 テキストの該当部分をどんどん切り貼りして、暗記のテキストを作ってみてもいいかもしれません。

こういう準備はちょっと早めに動いた方が良いでしょう。よし、秋にこれを覚えるぞ、という感じになればいいのではないでしょうか。


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地力をつけるには


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
先生が変わることに慣れさせる?


6年生の教室から
学校別出題傾向の分類(社会編)





部活が志望理由?

普通部の第2グラウンドを通ると、野球部が練習をしていたりします。

野球部の人数は相変わらず多い。サッカー部も多いようですが、慶應の運動部はそれなりに練習をしっかりさせるところがある。

基本的に大学の体育会とつながっているところはあるわけで、例えば野球のユニフォームは中学も高校も大学も同じ、だからそれなりにみんな意識はあるのかもしれない。

しかし、じゃあ、六大学で活躍できるか?と言われればそれは相当練習してもらわないといけないでしょう。ただ、実際にみんな良く練習はしていると思うのです。

付属校のメリットではありますが、やはり学業以外にいろいろなことを挑戦する機会は多いだろうと思います。別にスポーツにとどまらず、大学にはたくさんの部活動があるわけだから、それにつながっているところがあるわけで、音楽、美術、みんなそれぞれに熱心にやっています。

逆にそれぐらいがんばれる時間があるということであって、それが志望理由につながっている子も少なくない。

例えばラグビーを小学生でやっている子は、部活でラグビーをやりたい。しかし、ラグビー部がある学校は少ないし、また後後ジャパンクラスまで活躍できる学校、ということになると、またいろいろ考える要素が出てくる。

それで慶應を志望する子は決して少なくありません。

大いに自らの夢を膨らましてがんばってもらいたいと思います。


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視点の転換


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
自分のやり方にこだわる子


6年生の教室から
学校別出題傾向の分類(国語編)





英語が得意なら

最近は小学生でもいろいろなキャリアを持っている子どもたちがいます。

一般に英語ができるのは帰国子女と思いがちですが、日本でずっと英語を勉強してきて、英検2級を持っている子もいたりする。

したがって、そのキャリアを入試に活かしていくことは決して悪い話ではないでしょう。

慶應湘南も2019年の入試から一般生でも国語算数英語の3教科受験ができるようになりました。

こういう受験スタイルは帰国子女枠としてしか機能していなかったところがありますが、一般生にも向けられたのがひとつ画期的な部分と言えます。

とはいえ、湘南の英語、なかなか難しいですが、これで2年分過去問も出てきたので、実際に英語が得意なら試してみてもよいのではないかと思います。


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中和に関する問題


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
計算用紙よりもノート


6年生の教室から
多少なりとも楽観的に考える





慶應を出る

慶應の付属校の場合は、やはり慶應義塾大学への進学が圧倒的に多い。まあ、それが目的だったと言えないこともありません。

しかし、実際には慶應付属校から他の大学を受験する子どもたちもいます。

例えば医学部志望の場合。慶應にも医学部がありますが、付属であっても定員があるので、成績順に割り振られる。決して本人の成績が悪いわけではないが、しかし、その定員に入れなければ医学部への推薦はとれません。したがって、他の大学の医学部を受験するという選択が出てきます。

また、慶應義塾大学にない学部に進学しよう、という場合もそうでしょう。

例えば歯学部や建築もそのひとつでしょうか。実際に自分が行きたいと思った学部がなければ、それはやはり他に道を選ぶことになるでしょう。

だから、全く他の大学を受けない、というわけではないのです。子どもたちはやはり自分なりに進む道を考えるので、慶應がそれに100%答えられる、というわけではありません。


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第435回 模擬試験の結果を推薦入試に?


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
どこにターゲットを絞るか


6年生の教室から
忙しくなってきた





今の勉強をしっかり見直す

コロナ禍で7月もずっと学校という地域があります。

塾もいろいろ工夫しているものの、いずれにしても空いている時間に授業を入れるしかないところもあり、勉強する時間はやはり限られます。

そうなると、何を優先するかをしっかり決めておかないと、大事なものをやり残す可能性がある。

塾の先生とも相談して、実際に何が必要なのかを絞り込んでいきましょう。

時間は限られるので、例年のものがすべて入る、ということにはならない。

その分必要なことを整理しないといけない。

塾の先生が教科別になっている場合、どうしても自教科の話になるので、強弱は家庭でつけなければいけないところがありますが、いずれにしてもしっかり優先順位をしっかりつけていきましょう。


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紙媒体の資料配付を中止


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
大学入試の多様化


6年生の教室から
過去問の計画を立てる





条件は全部使っているか?

算数の問題文を読んでいると、条件がいくつか出てきます。

特に速さなどは、文章が長く、実際に内容をつかむまでに時間がかかります。しかし、解いていきながら、どうしてもわからないときがあります。

ところが、そういうときに結構多いのが、「条件を使っていない」場合です。

すべての条件を使って、解けるという問題がほとんどなので、使っていない条件があれば、解けないに決まっています。

ところがそういうミスを犯す。

なぜかというとチェックしていないからです。

そこで、問題文に下線を引きます。

条件と思われるところには全部。そして記号をつけておきます。

そして解いていく。使ったらその条件を消す。あとからでもかまいません。

それで解けないときに、使っていない条件が見つかります。また使っていない条件がわかった時に、逆にヒントが見つかることが多いのです。

確認のために、これもぜひ日頃問題練習をするときから、身につけておくと良いでしょう。


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電熱線に関する問題


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自習室に頼らずに


6年生の教室から
ドジノート





3校受ける?

普通部が2月1日、湘南が2月2日と4日、中等部が2月3日と5日、という試験日程なので、男子は3校受験できる代わり、他の学校を受ける機会は非常に少なくなることになりました。

慶應だけ受けてしまうと、他校の入る余地があまりない。2月1日の午後は普通部の入試が午後まであるので、受けられる学校が絞られるし、2月2日の午後は湘南が遠いので、これも大変ではあります。

なので一般的に慶應3校受験はなるべく避けるように進学指導がされているでしょう。一般には神奈川の子は中等部をやめ、東京や千葉、埼玉の子は湘南をやめる、というのが流れではないでしょうか。特に湘南は今年から定員が50名減員されたので、それならば普通部と中等部で、というのが男子の一般的な考え方でしょう。

一方でそうなると、受験倍率は下がってきているわけで、そうなると合格するチャンスは増えるわけです。

だったら受けよう、というの悪い判断では実はないのです。3回も受けられるんなら、チャンスはあるだろうし、3回受けたから合格する、ということもあり得るでしょう。

男子の場合は、慶應高校も慶應志木高校もあるので、高校での受験枠は結構大きい。ならばダメだったら、高校でがんばってもいいのです。特に高校受験は3教科ですから、すでに英語で力がある子は、高校で合格するチャンスは十分にある。算数をがんばっていれば、中学2年ぐらいまでの数学はある程度はやったようなものになるからです。

なので、慶應3校受験は決して悪い選択肢ではありません。家族で考えて、本人の希望が強いのであれば良いのではないでしょうか。


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オンライン学校説明会


5年生の教室から
分数、小数の計算は見直す





過去の事例をひっくり返す

組み分けをどうしても気にしてしまう理由に、「クラスによって合格ラインがはっきりしている」というのがあるかと思うのです。

まず女子ですが、慶應中等部、湘南ともなかなかの難関です。2月2日に湘南、2月3日に中等部、その後4日が湘南の二次、5日が中等部の二次、というスケジュールですから、2校受けるとなると2月1日の合格がほしい。で、そこに女子御三家を持ってくる受験生が多いと思いますから、やはり女子御三家に合格できるランク、ということになります。

だから慶應の合格というよりも、まずは御三家の合格ということを考える傾向にあり、塾の指導も御三家に力が入る。だから、御三家合格ラインはこのクラスまでと言われるとやはり、そこに入ることがひとつの目標になるでしょう。

しかし、入試レベルや出題傾向はやはり御三家とは違うので、御三家に行けるレベルに越したことはないが、そこにいなくても合格しています。

女子でもそうですから、男子の場合はさらにはっきりしている。男子御三家の出題とは全く違いますから、御三家の対策はまったく必要ない。御三家クラスから多少かけ離れていても合格者は出てきます。

男子の場合、3校受験することはできますが、それだと他の学校が受けられなくなるので、どれか1校をやめるケースが増えていますが、そのとき選ぶのはやはり安全校であることが多いので、慶應にターゲットを絞ることができる。

組み分け試験で上位にいなくとも、それなりの対策をしっかり取れば十分に合格できるのです。

とはいえ、ここ3年、~クラス以下からは合格者は出ていない、などと言われると、それはそれで気になる部分があるでしょう。

しかし、実際に合格したいと思うのであれば、最早そこで逡巡してもしかたがない。

慶應合格のためにどんな勉強をするか、ということに切り替えて勉強していくことが大事でしょう。


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自由な校風で遊びすぎないか?


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家にいたい子


6年生の教室から
過去問の勉強は時間がかかる





プロ野球再開

コロナ禍で春の選抜、プロ野球、そして甲子園全国大会と野球は全部中止になっていましたが、ようやくプロ野球が再開します。

これはひとまず良かった、と思っています。野球を実際に見る機会がないと、野球のルールを教えられない。

入試では長文読解で物語文が必ず出題される、と言ってもいいほど出題頻度が高いのですが、その物語文が野球に関する場合があります。

昭和の時代は全国放送でプロ野球の放送があったので、野球のルールを知らない子どもたちはそう多くはなかったのですが、ここのところ野球を知らない、という子が結構増えているのです。

しかし、これは何とかした方が良い。特に慶應は慶早戦応援があるので、野球に関する物語文は出題される可能性がある。普通部は男子校だから特にそうでしょう。

別にルールを知らなくても解ける問題ではあるかもしれないが、例えば「バット」とか「ベース」とかいうことばも出てこないとは限らない。

大事な対策のひとつですから、再開したらぜひ解説してあげてください。


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地方の私学、がんばれ


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6年生の教室から
つい叱ってしまいがちだが