場合の数

平成23年 慶應義塾志木高校

1から8までの数字が1つずつ書かれた8枚のカードを、順番にA、B、Cのいずれかの箱に入れていく、1枚もカードが入らない箱があっても良いものとして、次の問いに答えよ。

(1)カードの入れ方は何通りあるか。
(2)Aの箱にちょうど5枚入るカードの入れ方は何通りあるか。
(3)書かれた数字を消して箱に入れていく場合、A、B、Cの箱に入ったカードの枚数の組み合わせは、何通りあるか。

【解説と解答】
(1)どのカードもA、B、Cのどれかに入るので入り方は1が3通り、2も3通り、3も3通り、・・・、8も3通り。したがって全部で
3^8=6561
(答え)6561通り

(2)(A、B、C)=(5、0、3)(5、1、2)(5、2、1)(5、3、0)
(5、0、3)={}_8 C_3\frac{8!}{3!(8-3)!}=56
(5、1、2)=8×{}_7 C_2=8×\frac{7!}{2!(7-2)!}=168
56×2+168×2=112+336=448
(答え)448通り

(3)(A,B、C)=(8、0、0)(7、0、1)(7、1、0)・・・(0、0、8)(0、1、7)(0、2、6)・・・(0、8、0)
となるので、
1+2+・・・+9=(1+9)×9÷2=45
(答え)45通り