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スタサプで塾高受験は可能か?

中学受験と違い、高校受験はまず、学校の勉強を土台にしなければなりません。

英語にしても、数学にしても、学校の勉強の上に受験勉強が成り立っていく。学校の勉強とかけ離れた準備をする中学受験とは、そこが違います。

で、中学2年までに中学の勉強はすべて終わらせる、というのが目安。そのためにスタディーサプリを使う、というのは別に何の問題もありません。

特にスタディーサプリは学校で使う教科書をていねいにフォローしているので、中間試験、期末試験の対策としても使えますし、受験勉強の基礎を作るのには非常に有効でしょう。

で、中3になったところで、入試対策の他、過去問を中心とした勉強を加えていけば、別に最後まで自分のペースで勉強しても問題はありません。

中3から専門の塾に通ってもいいですが、そこまでにちゃんと基礎を作っておくことは絶対に必要で、そのために自分のペースで勉強できるスタサプは大いに役立てて良い教材だと思います。

塾の違い

高校受験は大きく分けて、公立受験と私立受験に分かれます。私立受験には国立校受験が含まれますが、内容が大きく違います。

公立受験は内申と5教科(英数国理社)の入試による合否判定。

私立受験は3教科(英数国)の入試による合否判定。

それ以外に、推薦入試がありますが、これはまた別のジャンルとして捉えておく必要があります。

で、問題は公立受験と私立受験は塾が違うということ。

多くの都道府県には公立受験を専門とする塾がありますが、これは基本的にはほぼ地域で決まっている。

神奈川県なら神奈川県、千葉県では千葉県の公立入試が強い塾があります。

しかし。それと同じ内容の勉強だけをしていると、私立受験の上位校の受験は難しくなります。なぜなら、勉強する内容が異なるからです。

近年地域塾も、私立受験に向けてのコースを新設したり、新しいブランドを作って対策をしていますが、準備する内容が異なるから、これは仕方がない。

なので、志望校に合わせて、準備を進めなければなりません。

慶應3校の受験は当然私立受験なので、公立受験の塾だけでは、対策が不足します。