数と式

平成20年 慶應義塾高校

次の(    )にあてはまる数を答えよ。
自然数を3で割ったときのあまりの数、0、1、2の和は3で割り切れる。このように、自然数をnで割ったときの余りの数の和がnで割り切れるような数は99未満に( ア )個あり、その数の和は( イ )である。

【解説と解答】
nで割ったときのあまりは0からn-1までn個あり、その和は\frac{(0+n-1)\times{n}}{2}なので、n-1が偶数のとき成立するから、nは奇数になる。
したがって1〜97までの奇数だから(97−1)÷2+1=49個・・・ア
またその和は(1+97)×49÷2=49×49=2401・・・イ
(答え)ア 49 イ 2401