2019年慶應普通部の問題です。
次の文を読んで、下の問いに答えなさい。
池や沼の水をくみ出して、もともとその場所にいなかった生物やごみやAを取り除き、底に太陽の光を当てることを「かいぼり」といいます。
1.Aにあてはまる語句を書きなさい。
へ ■ ■
2.関東地方でかいぼりをするのに最もよい季節は冬です。その理由を2つ答えなさい。
3.かいぼりで取り除く生物を(ア)~(カ)からすべて選び、記号で答えなきい。
(ア)アメリカザリガニ (イ)メダカ (ウ)スッボン
(エ)オオクチバス (オ)カワセミ (カ)タニシ
4.3.で選んだものを取り除きました。その後、水を入れてしばらくずると増加する生物を(ア)~(カ)から1つ選び、記号で答えなさい。またその生物を図に描きなさい。
東京の井の頭公園の池でかいぼりを行った後、この池で見られなくなっていたイノカシラフラスコモという水草が再び見られるようになりました。イノカシラフラスコモは花や種子をつけない水草です。
5.イノカシラフラスコモのように花や種子をつけないものを(サ)~(ソ)からすべて選び記号で答えなさい。
(サ)ハス (シ)ワカメ (ス)マツ (セ)マツタケ (ソ)タケ
6.かいぼりをして水がきれいになり、イノカシラフラスコモが再び見られるようになりました。この理由を1つ答えなさい。
【解説と解答】
1 ヘドロ
2 雨がふることが少ない。 植物が枯れていることが多い。
3 ア エ (外来種ですからアメリカザリガニとオオクチバス)
4 メダカが増えます。
メダカの絵はメダカの絵を参考にしてください。
5 シ セ (ワカメとマツタケ、それぞれ種子も花もありません。)
6 日光が池の底まで届くようになったから。(藻ですから光合成が必要です。)
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