慶應に入れたい、という気持ちは、子ども本人よりも親の方が大きいことが多いものです。
子どもが学校に対して感じる魅力は、人それぞれだけれども、しかし、他の学校で魅力に感じるものと、慶應のそれが大きく変わるかといえば、そうではないでしょう。
サッカーがやりたい、という動機はサッカー部があれば満たされる。Jリーガーになるためには強いサッカー部に行くしかない、と考えれば慶應より強いサッカー部に惹かれたとしてもおかしくはないわけで、子どもたちの行きたいという気持ちは、そういうレベルであって何の問題もないでしょう。
しかし、親の方はいろいろな事情があり、思いがあるから、子どもよりもより入れたいという気持ちが強くなりやすい。
それが空回りしてしまうと、あまり良い方向には進みません。
親の気持ちは気持ちとしてあっていいが、やはり受験は子どもの気持ちが優先されるべきであり、慶應に行きたいという気持ちを強く持ってもらうように誘導することはあってもいいが、押しつけてはいけません。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
どこで入っても遅れる
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第270回 わからないことに集中する
6年生の教室から
早めにやり直す