今月のテーマは水溶液です。
まず第1回として溶解度について学習します。
本年度を本日より開講します。
慶應進学オンラインを含めますと、今期で12年目を迎えました。慶應各中学の入試方法もこの間に少しずつ変化してきて、最初のころは2月9日までかかっていた試験が本年も2月6日で終了することになりました。
短縮されるにしたがって、聞かれる内容も少しずつ変化してきました。すでに2年分の内容をご覧いただけるようになっていますが、今後も情報をアップデートして参ります。
では本年の内容についてご説明します。
慶應湘南は、横浜初等部から約100名の生徒が入学してきます。
したがって現状、募集定員は100名ですが、そのうち70名が一般枠、30名が帰国枠なのです。
が、実際にその70名の内訳を考えると、30名が男子、40名が女子。
この差は、初等部で男子の方が多いからで、ここで全体の調整が取られます。
ですから、男子30名というのは、実はかなり厳しい。
女子40名というのも厳しいが、男子30名ですから、相当大変ではあるのです。
だから、この30名に入るために、やはりそれ相応の資質が必要だと思っていただいた方が良いでしょう。
今年の入試で見ますと、
一次試験は
一般 199名 帰国69名
(一般のうち英語受験者 19名)
の合格でした。
出願数が
一般男子 201名 一般女子 271名 計 472名
帰国男子 87名 帰国女子 55名 計 142名
ですから、一般の場合は、2.37倍、帰国の場合は2.05倍となり、これは他校と比べてみても、結構入りやすい数字になります。
ところが、二次試験になると、合格者数は
一般 86名
帰国 40名
となり、一般でもまだ2.31倍、帰国は1.72倍となっています。
なので、やはり一般の場合は二次試験の突破が大変になるのです。
一次が合格すれば、学力面はもうOKだから、それ以外の資質で採るのでは、とも言われますが、やはりそれなりに準備が必要でしょう。
この辺は事前に、その部分を考慮した上で、受験プランを考える必要があります。
湘南キャンパスを見ると、子どもたちにとってはなかなか魅力的なので、行きたいと思う子どもたちが多いでしょうが、やはりその入試の内容をしっかり吟味しておくべきでしょう。
慶應進学館WEB会員への2025年受験向けコンテンツは明日から掲載がスタートします。
昨年8月より、慶應WEB会員制度がスタートし、そのコンテンツの中で、過去2年分の受験や出願について、すでに掲載しています。
慶應3校は例年9月1日以降に、新年度の入試や出願に関する説明をスタートさせますが、事前にこれまでの内容をご覧いただけば、準備に抜かりがなくなりますので、お役立てください。
慶應進学館WEB会員は、そのシステム上、すべてのコンテンツをご覧いただけることから、年間一括の費用となり、後半になっても費用は変更しませんので、なるべく早めにご利用いただくことが、準備にプラスになると思います。
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2024年受験コンテンツは本日を持ちまして、終了いたします。