普通部」カテゴリーアーカイブ

慶應普通部、慶應湘南藤沢中等部 合格者発表数ならびに繰り上げ候補者数

今年は慶應普通部の発表が2月2日19時〜でした。

WEBで発表されると同時に構内に掲示されました。
合格者数は195
繰り上げ候補者数 68

昨年に比べて若干減少していますが、繰り上げ候補の68名はやはり多すぎかもしれません。

一方慶應湘南の一次発表が2月3日13時〜WEBで行われました。
合格者数は
一般 191名
帰国  71名
一般のうち、英語選択者の合格は29名でした。

また同校の二次試験の結果は2月5日13時からWEBで行われました。
合格者数は
一般 86名
帰国 40名
一般のうち、英語選択者の合格は16名でした。

繰り上げ候補者数
一般 22名
帰国 16名

なお、普通部も湘南も繰り上げ候補にはすでに順番がついており、その順番にしたがって繰り上げ事務が行われます。

慶應義塾中等部の一次発表も行われていますが、現在のところ、まだ全体の数字は判明しておりません。

平面図形の問題

2023年慶應普通部の出題です。

下の図は四角形ABHG、BCDH、DEFHは長方形で、三角形FGHは直角三角形です。AD=BEのとき、( あ )の角度を求めなさい。

【解説と解答】

長方形ACDGについてADと同じ対角線をCGし、長方形BCEFについて対角線BEと同じ対角線をCFとします。
CG=CFから三角形CGFは二等辺三角形になり、角DFHが49°、角BFCが16°になるので、角CGFも65°だから、角CGDは65-41=24°
角GDAも24°だから(あ)は16+24+90=130
(答え)130°

慶應義塾普通部 出願数

2023年度の慶應普通部の出願数は587名という情報が来ました。

慶應普通部

年度 応募者数
2023年 587名
2022年 619名
2021年 603名
2020年 634名
2019年 614名
2018年 615名
2017年 566名
2016年 604名
2015年 537名
2014年 596名

ほぼ例年並という数字になったようです。定員180名ですと、競争率は3.12倍になります。およそ3倍ということで、例年よりは若干緩和されましたが、僅差の勝負であることには変わりがないでしょう。

健康観察票

慶應義塾普通部では、入試当日、健康観察票の提出があります。

当日の朝、体温を測り、記入して、緊急の場合の保護者の連絡先も必要となります。

当日の朝の体温ですから、事前に集めることはできませんから、こういう仕組みになっていますが、ちょっと忘れがちになるので注意してください。

用紙は慶應義塾普通部のホームページにあります。

着脱可能な服装を工夫する

コロナ対策で換気の問題があります。

当日、窓が開いている、ということはあり得ませんでしたが、試験中に換気を行うため、ある程度窓が開いています。

当然暖房はいれていますが、寒いでしょう。

したがって、防寒の対策を進めていますが、ただし、普通部では試験中、防止、マフラーや手袋の着用はできないことになっています。

防寒の方法として一番良いのは重ね着です。

なるべく着脱の簡単な、軽い衣服をいくつか重ね着して準備してください。

ただし、普通部は午後に体育実技試験があるので、それにも対応できるように心かげてください。

試験中に寒い状況にならないように、今から着る物について準備を進めた方が良いでしょう。湘南と中等部は面接と体育実技が二次試験ですので、一次試験は筆記のことだけ考えて準備を進めましょう。

スケッチの練習

普通部の生物では、スケッチを描かせる問題が割と良く出ます。

花の絵だったり、昆虫の触角だったり、動物の模様だったり、まあ、いろいろですが、なかなかこれは予想がつかない。

なので、図鑑を見て実際の植物や動物の写真を見ておくのは大事なのですが、さらにそれを写す、というのをたまにやっておいた方が良いのです。

実際に描く、と言っても練習をしておかないとなかなかうまくいかない。普通部がこのような問題を出題するのは、入学後フィールドノートをやらせるので、そういう力量を試す狙いがあるからですが、それと同時に入試に出すことによって、そういう練習をしてもらいたい、と考えているからです。

こういう問題は他校ではなかなか出ませんから、やはり特別に対策をしないといけない。と言って、子どもたちにあまり馴染みのない生物が出ることもあまりないので、日々少しずつ練習をしておきましょう。

特殊な生物は出ない

普通部の生物はなかなか細かい出題が多いのですが、だからといって子どもたちが全く知らないような生物は出題しません。

日本で暮していて目にすることのできる植物や昆虫、あるいは動物園で人気の動物が出てくるだけなのです。だから図鑑を見ていても、あまりマニアックな動植物に気をとられる必要はありません。

とはいえ、それが身近なのか、そうでないのか、は子どもたちに判断がつかない場合もあるでしょう。

なので、日本で目にするようなものにしっかりマークをつけてあげてください。

その意味では、使うのは小学生用に作られたポケット図鑑で良いと思うのです。この図鑑は普通、野山を歩いていてこの植物は何だろう、この昆虫は何だろう、というのを調べるために作られている。

その視線でまとまっているので、やはり身近な植物をしっかり認識することが必要です。

例えば、普通部の校庭の周りにある木などが問題になっているわけだから、その視点をしっかり持って勉強してください。

下書きは早めに

毎年、慶應の手続き資料を見ていますが、WEB出願に変わっていろいろ以前に比べて変わったことがあります。

一方で変わらないことも多い。志願書にしても、本人の自己紹介欄にしても、活動報告書にしても、同じ慶應でありながら各校求めることは違っており、その特徴はそれぞれなのです。

だからそういう内容が、しっかり募集要項に盛り込まれている。

読んでいると、以前と変わらないところもかなりあります。

長年の出願手続きを経て練り上がっている説明なので、少なくとも学校が話せることはちゃんと書かれている。

少なくとも出願に関して必要なことはすべて書いてあるので、ぜひ試験実施要項を良く読んでください。

結構、読んでいるつもりでいて、実際に出願書類を書いていると「これは何を書くの?」と思うことが出てくるものです。まずはコピーをとって書いてみると、そういう疑問点が出てきますから、下書きは早めに始めてください。

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慶應義塾普通部、合格発表は2月2日に繰り上げ

10、11日と普通部の学校説明会がありました。

すでにホームページで学校説明会の動画が公開されています。

慶應義塾普通部 学校説明会

主事の動画によりますと、合格発表は2月2日に1日繰り上がることになりました。この結果、普通部の合格者で普通部に行きたい生徒は、中等部を受験する必要がありません。
結果、今年の中等部の募集人員は減少しますが、今回の措置により緩和される可能性が出てきました。

なお、普通部の募集要項の発表は10月11日を予定しているようです。