式を書く

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今年の算数の出題は3校とも、それほど難しい、と感じるものが多くはありませんでした。例年通りの出題傾向で、確実に点数をとることが求められていたと思います。普通部40分、湘南と中等部は45分ですが、それなりに問題数もあり、また普通部は記述式で式を書くことを求められているので、ここでミスをしない、ということが非常に大切だったのです。

なので、ミスをどう防ぐか、ということがまず最初に対策として出てこないといけない。

その第一歩は式を書く、ということです。

ところが子どもたちが模擬試験や月例テストの受け方を見ていると、式を書かない子がまだまだ多い。

各塾のテストが答えを書くだけのことが多いせいもあるのでしょうが、実際は答えを書く問題でも式を別に書いて確認した方が良いのです。

式を書けば計算の工夫はできるし、また、自分の解いた過程を確認できるので、やり方がうまくなればなるほど、確実性を増すことができる。

ただ、式を書くのは時間がかかるので、練習をしないとなかなかテストで実践できないところがあるでしょう。

まずは普段から式を書く練習をして、それがテストで実践できるようにしてください。


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