ゴールデンウィークが近づいてきました。今年は10連休ですから、さすがに多少なりとも塾でもイベントが多いだろうと思うのですが、それでも休みがある。
しかし、まあ中途半端に塾に行くからまとまって旅行ができるわけでもない。だとしたら、こんな過ごし方はどうでしょうか。
中等部では、ここのところ、能、狂言、歌舞伎などの問題が出るようになりました。
俳諧の問題も良く出るようになりましたが、これは他の学校にくらべても特徴がある。ある意味、ここまで手を広げるのは大変だな、と思う部分もありますが、そうでもしないと子どもの時からそれらを意識することはないでしょう。
実際に小学生が歌舞伎を見に行く、ということはまずない。歌舞伎好きなおじいちゃん、おばあちゃんに連れて行かれるぐらいのことであって、テレビで中継があったとしても見ないでしょうから。
だから、見に行ってみるべきだと思うのです。そんなこと、入試が押し迫ってできることではないから、なるべく早めに経験する。
能や狂言は行けば、いろいろ解説の資料もあり、舞台の構造なども詳しく教えてくれる。そして実際に見てみればそれだけ印象が強く残るので、情操教育にもプラスになるでしょう。
また普通部では植物や動物が出題される。これは中等部でも同じです。しかし、今の対策とすれば、図鑑を見る、ぐらいしか方法がない。だとすれば、本物を見に行くという手がある。
動物園、植物園、博物館、いろいろと本物を見る方法はあるので、これを工夫しても良いかもしれない。
遠くに行かずともこういう経験をするのもゴールデンウィークの過ごし方、として考えてもいいかもしれません。
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