普通部の社会、3種類の出題

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普通部の問題は大きく分けると3つに分類できるそうです。

1つは学校の指導要領に合わせた問題。これはできるだろう、というような問題で、まあ落とす子はあまりいない問題。

もう一つはやや細かい知識。一応塾のテキストも見た上で、このくらいは出してもいいかな、という水準の問題。

そしてもうひとつが世の中の問題。

これは塾でも対応しないだろう、という問題。例えば2009年度で出題された米やもやし、とうふなどの一般的な小売価格の問題。これはいい問題だと思っていましたが、やはり普通部の方も「してやったり」と思っていたようです。やはり出来は大変悪かったそうですが。

また売り手に直接現金やカードで支払うことが一般的でない価格を選ぶ問題(答えは家庭の電気料金でした。)とか、まあ、どちらかといえば生活体験を大事にしている問題ともいえるかもしれません。

世の中の問題で、もうひとつ大事なのが統計を考える問題。単にぶどうの生産第一がどこ、というのではなく、統計資料からいろいろなことを考えさせる問題で、これも自分で考える、ということをテーマにした問題ともいえるかもしれません。

時事問題については、やはりこの統計と合わせて出題されることが多い分、統計は単に覚えるだけではなく、読み物として考えていってもいいかもしれません。


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