平成22年慶應中等部の問題です。
ある生徒が五人一組の剣道の団体戦のメンバーに選ばれました。その結果の報告が次のア〜オです。それぞれ、どのような問いかけに対する発言でしょうか。
もっともふさわしいものを、1〜5から選んで数字で答えなさい。
ア 「ぼくで勝ちました。」
イ 「ぼくなら勝ちました。」
ウ 「ぼくは勝ちました。」
エ 「ぼくも勝ちました。」
オ 「ぼくが勝ちました。」
1 「昨日の試合、彼は勝ったみたいだね。君は?」
2 「昨日の試合、一人しか勝てなかったみたいだけど、勝ったのはだれ?」
3 「昨日の試合、チームとして勝ちが決まったのはだれのところ?」
4 「昨日の試合、勝った人も負けた人もいたみたいだけど、君、どうだった?」
5 「昨日の試合、君は直前に怪我をして、代わりに出た選手が負けてしまったそうだね?」
解答はア 3 イ 5 ウ 4 エ 1 オ 2 ということになります。
特に難しくはないだろうと思うのですが、実は小学校で国文法というのは基本的に範囲外なのです。
例えば活用の問題などはまず出題されないが、「れる、られる」の意味を分類するとか、「は」と「が」の違いを見分けるのような問題は出題されることがあります。
だからといって、中学校の国文法を今更勉強する必要はありません。あくまで小学生が日本語を使うにあたって、当然できるだろうなあ、と思われる問題を出題します。
ですから、慌てずによく問題を読んで解答してください。
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