知らない、でも考えよう

出題を見た瞬間に「そんなの知らない」と心の中で叫びたいような問題が出ることがあります。

例えば、普通部で塩の値段が出たこともあるし、中等部で和食の膳の並び方が出たこともある。まあ、よく考えるものだ、と思うものの、実はそこから本人を力を見たい部分があるのです。

当然、そんなことを教えてもらったわけでもないだろうし、塾のテキストに載っているはずもない。

つまり手がかりは自分の中にしかないのです。そこを引き出す力があるかどうか。

いろいろな情報を引っ張り出した上で、塩はそんなに高いはずはない、とか、この演劇の主人公がこんなセリフをいうはずがない、などなど、いろいろ詰めていくことで、だんだん結論が見えてくる。

そこを見たいのです。

だから何が出てもへこたれてはいけない。何かないか、答えを出すヒントはないか、思いを巡らしてみてください。

そういう力を持っている子どもたちに、ぜひ義塾に入ってもらいたいと思っているのです。


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