中等部、湘南ともまず一次試験を突破しないと、二次に進めません。
志願書や活動報告書対策というのは、あくまで一次を突破しての話だから、二次の準備を進める一方で、まずはしっかり一次を突破してもらう必要があります。
で、一次突破の鍵は正解率です。
慶應の各校の問題は、一問一問の難しさは御三家に比べればそれほどでもない。しかし、量はそれなりにあるし、合格点も比較的高いと推察されるから、ミスをしてしまうと取り返しがつかない。
これは一般的に言えることですが、やさしい問題こそ逆転がおきやすい。結構成績の良かった子が一次で失敗する場合は、当日、ミスが多かった、ということになるのです。
だから、これからはていねいに解くということが最も大事なポイントになる。
出来る子どもたちもミスはするのですが、それを試験内に修正する能力がある。まずは、しっかり式や計算を書き、それをその場で確認し、かつ問題文を読み直す、といったルーティンをしっかりやりきってくるのです。
これは後半になればなるほど、ものを言ってくる。それまであまり、目立たなかった子が、実はていねいさを突破口に上位に顔を出してくる、ということが出てきます。
過去問を解くときから、ていねいさを身につける必要があります。そしてそれをまた摸擬試験でしっかり試す。
そうやって試験の受け方をしっかり身につけていってほしいと思います。
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