慶應は3校とも本人の面接があります。
面接は他の学校ではどんどんなくなっているのですが、慶應は頑としてやめない。
なぜなのか?
本来どの子を入学させるのか、というのは学校が選抜するわけですが、大学受験校はやはり「できる子」を入学させたい、と思うでしょう。
それなりに力のある子を考えたい。
慶應はそこの視点が若干違うと思うのです。
つまり「慶應に来たい子を入れたい」と思っている。
もちろん成績が悪いということでは困るが、それも程度の問題。大学は慶應と決まっているわけだから、ちゃんとやるべきことをやれれば問題はないのです。
で、「慶應に来たいか?」は話を聞いていれば、何となくわかります。
例えば文化祭の話を聞いてもそうだし、「志望の理由は?」を重ねて聞いていくことで、突っ込みどころがたくさん出てくる。
そうなると、本当に来たいのか、はだんだんわかってきます。
で、その対策としていろいろ塾でも指導があるとは思うのですが、一番は「本当に慶應に行きたいと思ってもらうこと」なのです。
案外、そこができていない子どもが多い。模擬面接なんかをしていても、はっきり行きたいのかわからない子がいます。
この辺は入試前に慌ててやるのではなく、今からしっかり考えておいた方が良い。
どうして、慶應に行きたいのか?
これがはっきりしていると、面接はそれほど臆するものではありません。
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