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慶應受験生の併願校

慶應を受験すると、悩ましいのが併願校です。

男子の場合、慶應3校を受験することができますが、しかし、そうなると2月4日に湘南の二次、2月5日に中等部の二次がやってきてしまうので、基本的に午前中はすべて慶應になってしまいます。

しかも二次試験は、受験番号によって、受験する時間帯がいろいろあるので、午後入試には向かいにくい。もちろん、残念だったときのために、出願をしておくことは可能ですが、しかし、4日以降というのはもともと学校も少ないし、かなり定員が限られる。

したがって午後入試を考えたいところなのですが、2月1日の普通部はどうしても、時間が遅くなるので、なかなか午後入試まで間に合わない。

湘南、中等部は午前中で終わりますが、湘南は遠いので午後入試の会場に行くまでが大変。

実際に湘南キャンパスにはタクシーが入れるので、そこから湘南台まで向かうご家族を今年も見ましたし、自家用車でお父さんが迎えに来ているご家族もありました。

一般的には、定員の少ない湘南を外して、2日に併願校を組むご家庭が多いと思います。

女子はどうしても、慶應ということになると、2月2日からすべて埋まってしまうので、そうなると2月1日に確実に合格校を、という流れになります。

1月の埼玉や千葉を上手に使えると良いですが、地域が違えば、それもまた難しい。

また2日の学校選択も、確実に合格を、ということがあるので、選択はなかなか大変でしょう。

2025年に向けて、良く考えておかれることが必要だと思います。

慶應の受験は長い

中等部と湘南の二次試験の日程が短縮されたので、慶應の入試日程はだいぶ短くなりました。

以前は中等部が9日に発表という日程でしたから、本当に長かった。

とはいえ、最終的に慶應の結果が固まるのは、中等部の二次試験発表の6日。それなりにはかかります。

2月1日に受けて、その夜には結果がわかる、という入試とはまったく違う感覚でしょう。

中等部や湘南は二次試験があるので、一次試験で合格しても、緊張感は抜けない。

約1週間は、本人も家族も大変でしょうが、体調に気をつけて乗り切ってください。

慶應の受験は長い、と覚悟した上で、中学受験準備の集大成ですから、がんばっていきましょう。