物語文の読解が不得意な原因


2018慶應進学特別 夏期講習案内


国語読解の出題は、物語文と論説・説明文があります。

ともにそこそこ読める、と言うことであればよいのですが。案外、不得意な文章のジャンルがあったりするものです。

これはやはり文理の違いといってもいいかもしれませんが、例えば物語文が不得意な子は理系に多く、論説文が嫌いな子は文系に多いのです。

で、それはそれで仕方のないことですが、「できない」では困るので、それなりに練習をしなければいけない。

物語文の不得意な子は、概ねその舞台設定というか、登場人物の把握ができていないことが多いのです。

そして、その登場人物がなぜそういう行動をとることも理解できない。その辺はちょっとまどろっこしいところがありますが、しかし、小学生がそう人生経験を積み重ねているわけでもないので、一応説明してあげた方が良いのです。

物語を説明するなんて、と思われるかもしれませんが、授業では良くやります。

なぜこういう行動を取ったのか?説明していみると

「ええ、そういうこと?」

みたいな反応が良くかえってきました。物語文が不得意な子は、実はそこに問題があることが多く、だから読んで練習を積んでもそこが解決していないからできないままになっていることが多いものです。

大人は「そんなのわかってるだろう」と思いがちですが、そんなことはないことが多いので、気をつけてください。

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