京都に関する問題

昨年11月こんな記事を書きました。

そうだ京都に行こう

やはり京都は良く出るのです。

今年の慶應湘南の問題。


慶一君と慶子さんは歴史と現在の人びとのくらしに注目して京都について調べました。二人の会話を読んで問いに答えなさい。

慶一:京都は都として計画的に作られた平安京をもとに市街地が大きくなってきたんだね。
慶子:京都の人びとは、(ア)京都盆地の自然のもとでくらしてきたんだね。
慶一:京都に行ったら、お寺をじっくり見たいな。(イ)東山文化にゆかりの深い慈照寺(銀閣)に行ってみたいな。
慶子:私は祇園に行きたいな。(ウ)京都の伝統的な町の風景を守るために電柱をなくして石畳の道路を整備したそうだよ。伝統工芸や祭りも、たくさんの人びとの努力で受け継がれてきたんだね。

問1 図1は京都の市街地の地図です。図1中の点線で囲まれた部分は平安京の範囲を示しています。平安京の中心を通る朱雀大路は3.5kmほどの距離がありました(「地図で訪ねる歴史の舞台 日本」より)。3.5kmは1/50000地形図上で何cmになるか答えなさい。

問2 下線(ア)について説明した文として適当でないものを選び、番号で答えなさい。

  1 周囲の山にしみ込んだ水が湧き水となり、盆地の中ではとうふ作りや染め物に使われてきた。
  2 周囲の山に空気の動きが阻まれるので、盆地の中は暑さ寒さが厳しい。
  3 周囲の山と盆地のへりが接する場所にできた三角州は果樹園に利用されてきた。
  4 周囲の山を越えて盆地に入る街道が古くから作られてきた。

問3 下線(イ)の場所として最も適するものを図1中の1~3から選び、番号で答えなさい。

問4 下線(ウ)について、法律や条例を定めて、歴史的な町並みを守る取り組みが各地で行われています。地元の人びとが歴史的な風景を残しながら、現在のくらしに合うように建物や町並みに手を加えるときに、どのような注意や工夫が必要か説明しなさい。


【解説と解答】
問1 3.5km=350000cmですから、350000÷50000=7cmになります。
(答え)7cm

問2 適当でないものです。盆地ですから、三角州ができるわけはありません。
(答え)3

問3 やはり地図は良く見ておいた方が良いのです。東山文化は銀閣である、というのはほぼ受験生は全員知っているでしょうが、こういう問題が慶應らしいと言えるかもしれません。
(答え)2

問4 京都は看板の設置に関しても制限が厳しくなりました。また建てることができる建物の高さにも制限があり、景観をしっかり守ろうとしています。問題は現在のくらしに合うようにする工夫ですから、ひとつは外観を変えずに中を近代的にしていく、という方法があるでしょう。
また保存をするためにはそれなりに費用がかかることなので、この費用を自治体とどう負担していくかが、もうひとつの課題になっていきます。
(答え)町並みを変えないようになるべく建物の外観を変えないように工夫したり、また高い建物や派手な看板がたたないように気をつける。

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まだ始まったばかりだから
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