入学した生徒の保護者が慶應のOBである率、というのはデータを見たことはありませんが、やはり少なくはないでしょう。
これは、ある意味どの学校にも言えますが、やはり自分の母校が良かった、と思う人は自分の子を母校に進学させたい、と思う気持ちは強くなる。
慶應も同じです。
特に慶應の場合は、そういう気持ちが強い人は少なくはないだろうと思いますが、それがプラスになるか、ということでいえば、それほど大きな問題ではない。
つまり、そういう人は多いから、逆に目立つ話でもないのです。
同様に、兄姉が在校生、というのも同じで、お兄ちゃん、お姉ちゃんの学校に行きたい、と思う子どもたちも少なくないから、そういう志望者も多いことになるが、これもまたプラスになる条件とは言えない。
多少なりとも二次で、「ああ、この子は来るかなあ」と思ってもらえる、ぐらいのところではないかと思います。
ただ、兄弟姉妹、全部同じ学校に入れなければいけない、などと考える必要はないでしょう。
その子の個性がある以上、それが慶應でなければ伸びない、などということはありえない。
兄弟姉妹で早慶戦をやっているご家庭もあるし、慶應に行った子と受験校に行った子と、いるご家庭も当然、たくさんあります。
こうでなければいけない、と考えるべきではなく、その子の個性や可能性を伸ばしてあげることに親は眼を向けていれば良いのです。
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今日の田中貴.com
第113回 お試し受験の目的
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
答案は見てもらうもの
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