4月13日慶應入試対策説明会のお知らせ
慶應湘南や中等部は一次試験の後に、さらに二次試験をがあります。
二次試験の内容は、面接と体育、ということになるわけですが、体育といっても体育学部の試験ではないので、基本的には特に学校生活に支障のある問題はないかをチェックしていると考えていただければ良いと思うのです。
では、面接で問われることは何か?
これは同じ慶應でありながら、中等部と湘南では若干ニュアンスが違います。中等部はどちらかといえば、本当に中等部に来たいのか?ということがメインになっているのですが、湘南は引き出しの多さ、がポイントになっているのです。
つまり多面的な才能と考えていただくとわかりやすい。4教科の試験で勉強については試問できたわけだから、それ以外の才能というところにスポットライトを当てています。
元より帰国子女や全国枠という入試制度も同じ考え方で導入されています。つまりいろいろな子どもたちがいて、その多様性の中で子どもたちが相互に影響し合ってさらなる多様性や独自性を生むようにしているのです。
湘南の場合、教員にも多様性を求めているところがあります。外国人の教員が多いこともそうだし、その外国人の教員が担任を務めるのもそうです。均質的なものではなく、多様なものの中でこそ、独自性が生まれるのだ、という考えなので、したがって面接ではそこをチェックしている。
来年は横浜初等部からの卒業生を迎えるので、半分の生徒はワンカラーになりやすい。その分、一般枠や帰国枠ではそれを補って余りあるような子どもたちの個性を必要としているところもあるでしょう。
だから、単に塾で成績を上げるだけでなく、いろいろなことに挑戦しつづけてもらいたいと思います。活動報告書を書くために、ではなく、その子自身の引き出しの多さは成長のために非常に重要です。
あれがだめなときに、こっちがあるさ、というような多面的な才能は子どもを前向きにします。
習い事やクラブ活動はその大事な一面であるので、塾一色にしないように気を付けてください。
慶應進学特別の春期講習
フリーダム進学教室 新連載 学校訪問シリーズ
第1回 洗足学園中学
今日の田中貴.com
第316回 偏差値輪切りでの受験校選びの弊害
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
個別指導だけの受験準備は可能か
6年生の教室から
第一志望の出題傾向から受験準備を組み立てる