論説、説明文の読解が不得意な原因


2018慶應進学特別 夏期講習案内


論説文、説明文が不得意という子もいます。

理系の子は論説文、説明文はあまり苦にしません。やはり物語文が圧倒的に嫌いでしょう。一方、文系の子は、このジャンルの文章については、やはり得手不得手が出てくる。

例えば文化的な話であれば、別に問題はない。しかし、それが理科的な文章だったり、科学的な話になってくると、「むずかしい」と感じてしまう。

本当はあまり難しくはないですが、たまに文章自体小難しい表現をしている文章もあるので、それが苦手の原因となることもあるようです。

論説文や説明文は、論理を持っているわけですから、基本的に結論があります。

その文章を書いたのは、当然、その結論を言いたいがためなわけで、したがって論説文、説明文の読解というのは、この結論を「正確につかむ」ということにあります。

そこで、良く子どもたちに「で、結局この文章は何を言いたかったのか。結論を20字で書いてみてください。」という問題を良く出します。

ところが、このとき、なぜか文中の文をそのまま書こうとする。

こういうタイプが多分、このジャンルの文章が不得意なのです。それが正確に書いてあるとは限らない。しかし、論理立てて説明しているはずだから、やはり結論はあるわけで、他の問題はいいから、まずそこを明確にする練習をしてください。

それがわかってしまうと、他の問題は枝葉末節ではあるので、案外、点数がとれるものです。


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