サウナはなぜやけどしない?

以前、普通部でこんな問題が出たことがあります。

7. 温泉に、「金属類を身につけて入らないように」という注意書きがありました。その理由を次の (ア)~(カ)から1つ選び、記号で答えなさい。
 (ア)他人を傷つける危険があるから (イ)お湯が酸性だから    (ウ)お湯がアルカリ性だから
 (エ)お湯が中性だから       (オ)落雷の危険があるから  (カ)やけどをするから

8. 大浴場にはサウナ室がついていることがあります。室温が90℃以上で、湯もなく浴槽もないサウナ室の中に入ってもやけどをすることはありません。これはなぜだと思いますか、考えを書きなさい。

風呂場の科学というテーマでしたが、7はイ。温泉場では良く注意書きが書かれていますが、腐食する可能性があるからです。

8は、サウナは空気で熱を伝えますが、水にくらべて伝導率が低いのでやけどはしないわけです。

で、まあこういう問題はたまに出ることがあり、例えば紙飛行機の飛ばし方だったり、カレーライスの作り方だったりするわけですが、基本的に子どもにはいろいろなことをさせておいた方が良いわけです。

温泉旅行も決して悪くはない。

土台、小学6年生がサウナに入る経験は、お父さんと温泉にでも行かない限りないのではないか、とふと思うのですが。

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