慶應の社会

社会は地理、歴史、公民と結構カバーしなければいけない知識が多い科目です。

例えば歴史についていえば、中学受験の問題、高校受験の問題、大学受験の問題と3つレベルがあるわけですが、細かいことを覚えようと思えば、大学受験レベルの話にまで行ってしまう。

で、当然のことながら、それをやることは不合理だし、非効率です。

出題は大きく分けて3つになります。

1つは小学校で習うであろうレベル。

2つ目は塾で習うであろうレベル。

3つ目は絶対にどこでも習わないであろうレベル。

で、3つ目に関して言えば、例えば、塩の価格だったり、スーパーの野菜売り場の位置だったりする。これらの問題は、子どもの社会性を問うもので、例えば男の子であっても、お母さんの手伝いでスーパーマーケットに行っていろいろなことを見聞きしているか、とか、あるいは台所に入って食べ物を見ているか、とかそういうことになってくるわけです。

したがって受験勉強ばかりではだめですよ、ということが暗に言われているところがあるわけですが、1と2について言えば、それほど難しいというところはない。

ただし、慶應ですから、やはり創立の頃の歴史についてはやはり出題が多いので、ここはしっかりやっておきましょう。

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