本物を見る

ここのところ、中等部の資料を読んでいて気になるフレーズに「本物」があります。

確かに今の子どもたちは受験勉強を通じていろいろな知識を覚えることになるわけですが、知識としては知っていても本物は見たことがない、というものが結構多いでしょう。

文化財もその候補のひとつですが、例えば動物や植物も同じ観点で考えると、ことばとしては知っていても「見て区別をつけることができるのか」といえばそんなことはないかもしれない。

例えばたまねぎとねぎをそれぞれ輪切りにしたときの断面はどうなるのか?

そんなことが本当はわかっていなかったりする場合もあるかもしれません。

だから、国語についても「文学作品」=「作者」という知識で単に覚えていて、きっと本は読んでいないだろう、ということから「主人公の名前」を問う問題が出ていたりするわけです。

明らかにそういうことを意識して最近の問題は出題されているように思えます。

社会にしても2014年は式年遷宮の問題が出たりしているわけだから、それに対する対策をどうすればいいのか、ただ過去問をやる、ということだけでなくその先の対応についても考えていった方が良いでしょう。

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