今年の湘南の算数の出題は例年通り大問6題でした。
大問は例年通り6題
1 計算問題3題 (単位換算、角度一題を含む)
2 小問3題 割合、数の性質、平面図形
3 立体図形と点の移動 小問3題
4 平面図形 小問 3題
5 速さ 小問3題
6 規則性 3題
合計18問なので、1問が5~6点。全体として昨年と同じ難度レベルで、大問4と6はそれぞれ条件を読み解かなければいけません。
湘南は、一般枠と帰国枠に分かれますが、入試問題は変わりません。しかし一般枠と帰国枠では元々算数の力にはやはり差があるので、最初の4問についてはそれほど難しい問題は並びません、
しかし、それでは全体として差がつかないので、5番、6番についてはやや難しくなるというのが例年の出題パターンで、今年もその流れで構成されていました。
合計18問なので、1問5点ないし6点程度の配点ですから、小さなミスが大きく響くことになります。女子の得点はかなり高得点の争いになった可能性はあるでしょう。
ここのところ、すごく難しいという問題は減ってきています。したがってそれぞれの問題をていねいに確実に解き上げることが必要になっています。特に一般枠の場合、算数は高得点が必要となりますので、算数の力をしっかり鍛えていく必要があるでしょう。