帰国枠は競争率が上がる

慶應湘南は、慶應3校の中で唯一、帰国枠を持っています。

現状ホームページで掲載されている帰国枠条件は以下の通りです。

(1)2005年4月2日から2006年4月1日までに生まれた者。
(2)次の①か②の条件のいずれかを満たしている者。
2015年4月1日から2018年3月31日までの3年間に通算1年6ヶ月以上、国外に在住した者。
2011年9月1日から2018年3月31日までの6年7ヶ月の間に通算3年間以上、国外に在住した者。(注:国外の学校の学期終了が国内の学校の学期開始と一致しない等の理由で、通算3年間以上の算出に不明な点がある場合は、お問い合わせください。)
(3)湘南藤沢中等部に入学後、父、母または親権者のもとから通学できる者。

で、2019年入試から帰国枠の外国語がこれまでの作文に変わり、以下のような英語の試験が課せられることになりました。

<2019年度入試英語試験について>
試験内容は、リスニング・リーディング・グラマー・ボキャブラリー・ライティングです。
試験のレベルは、英検2級から準1級程度です。
試験時間は60分で、内訳は、リスニングで約10分、リーディング・グラマー・ボキャブラリーで約30分、ライティングが20分です。

英検2級から準1級程度ということになると、これまでの外国語作文よりは受験しやすいことになるでしょう。合否の分かれ目はどちらかといえば算数や国語になりそうですが、しかし、いずれにしても帰国枠は競争率が上がりそうです。

一般枠が50名減少するので、帰国枠は多くの受験生を集めたい、という狙いが込められていると思います。

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