よく見る

夏前に、あちらこちらでツバメの巣を見かけました。

ツバメの巣を見ると、つい普通部の期末試験で出た「普通部通りのツバメの巣はどこにあったか」という問題を思い出します。それは伝説なのかもしれないのですが、しかし普通部の理科の姿勢をよく表しているとエピソードだと思うのです。

人は毎日の生活で実はいろいろなものを見ています。これは子どもたちばかりでなくみんなが見ている。見ていて、不思議に思い、足を止めてじっくり見る、などということは最早あまりなくなってしまっているかもしれない。

しかし、それでは本当に見てはいないのかもしれません。

これは何だろう。

これはどうして、こんな形や色をしているんだろう。

なぜ、ここにこういうものがあるのだろう。

そういうことを不思議に思ってよく見る、ということが学問的にもやはり最も大事なことだと思うのです。

お盆休み、子どもたちと一緒に過ごす時間があるのであれば、ぜひいろいろなものを一緒に見てください。「よく見る」ということの大切さを大人も忘れているので、思い出す良いチャンスだと思います。

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