塾の学校別対策クラスというのが、東京・神奈川の場合どうしても2月1日校に焦点が置かれます。
したがって慶應の場合だと普通部に関する学校別対策クラスばかりになる傾向になる。神奈川の場合だと栄光や聖光を第一志望とする生徒は少なくないわけですが、これらの学校別対策クラスがないケースが多い。この子たちは概ね麻布の学校別特訓に配置される傾向が多いでしょう。2月1日に麻布を受けるでしょ?というのがその理由ですが、別に麻布をうけない場合もある。
例えば普通部を受けて、2日に栄光を受ける、という場合も当然あり得るわけですが、じゃあ、普通部クラスに行くか?といえばやはりそうではないだろうと思います。
女の子の場合、2日の湘南が第一志望で、1日は少し易しめの学校にしようという戦略の場合、学校別対策のクラスを選びようがなくなる。女子の場合は御三家を中心に学校別対策が組まれる塾がほとんどなので、こういう受け方に対応していない。だから大方「女子学院」にしましょうか、みたいな話になってくるのです。
だから学校別対策というのは、塾任せにできないところがある。
「この学校を受ける」と決めたにもかかわらず、他の学校の対策ばかりをさせられている子どもたちは少なくないので、やはり家庭での対策を中心にした方が良さそうです。
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