夏休みまで、算数の基礎をしっかり固めることは大事な戦略のひとつです。
では、算数の基礎というのは何でしょうか。
基礎というのは、一行問題のことだと思っていいでしょう。どのテキストにも基本問題というのが出ていますが、概ね論理はひとつだけ。
例えば3で割っても4で割っても1余る数、というのは3と4の最小公倍数である12の倍数+1というのがすぐわかる。
これが若干発展すると
3で割っても1あまり、4で割っても2あまる数という形になりますが、これは3-1=2 4-2=2だから、
3と4の最小公倍数12の倍数ー2
ということになって、10、22、34、・・・という数だということがわかります。
この辺までが大方基礎と呼べる範囲ですが、これを知っていることで、いろいろな問題に使えるわけです。だから、ある意味いろいろな問題を解くための道具なわけで、その道具の種類が多くなればなるほど対応する問題も増えるということになります。
したがってある程度、この道具は持っていないといけない。夏休みまでには、この道具は一通り自分で自在に使えるようにしておきたい。
どこの塾でも算数の基本を復習するためのテキストは作っています。これはひとつひとつの問題がそれほど難しくはないから、比較的短期間でやることができる。
早めに始めて、基礎固めをしてしまいましょう。
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