算数の出題傾向の違い

同じ慶應の付属校ではあるものの、3校の出題傾向は違います。

算数の出題数は普通部が8題から9題。試験時間は40分。
中等部は大問は7題程度ですが、大問の中に小問題がかなり含まれて、試験時間は45分。
普通部と中等部は解答形式が全く違います。
普通部はすべてが記述式であるのに対して、中等部は答えだけを書くことになっていますが、その書き方が独特。
例えば、3.14と答えるのにア.イウとなっていて、アに3 イに1 ウに4と書き込むようにできています。答えの桁数はわかるのでヒントにはなるものの、部分点は一切ない採点方式になります。

湘南は解答用紙が公開されていませんが、答えだけを書くようになっているものの中等部のような形式にはなっておらず、数字をそのまま書き込むようにてきています。

湘南の出題は6題程度で、試験時間は45分。湘南の場合は帰国枠があり、帰国と一般の生徒が同じ入試問題を解くことから、やさしい問題から難しい問題まで広く並べるような出題傾向にあり、3校の問題の中で難しい問題が含まれることが多くなります。

やさしい問題と難しい問題を同居させることによって差を付けようとする工夫がなされている分、ある程度難しい問題も対応して行ける用意なっていなければなりません。

同じ慶應でも出題傾向は違うので、どこを中心に考えて行くのかをまずしっかりしぼって行くと良いでしょう。
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