帰国子女の受験

慶應の場合、中学での帰国子女枠を持っているのは、慶應湘南だけです。

慶應湘南の帰国枠の入試は2種類あって、ひとつは算数・国語の試験と外国語の作文。もうひとつは4教科の試験。

日本人学校に在学していて、今一つ外国語は得意ではない、という場合は4教科の試験を受けることが多く、現地校やインターナショナルスクールに在学する場合は算国と外国語作文を選択する場合が多いでしょう。

算国の試験は一般生と同じ試験ですから、日本人学校の算数や国語に比べるとやはり難しいので、海外の日本人向けの塾に通うか、通信教育のようなものを利用する必要があります。

高校の場合はそれぞれ帰国枠があり、また帰国子女が一般枠でも受験することができます。高校の受験科目は理科社会がなくなるので、英語、数学、国語。英語がある程度現地校などでできるとすれば、これは明らかにアドバンテージがあるので、あとは数学と国語を何とかするということになりますが、一般枠で受験できるというメリットは高校にしかないので、これを利用した方が良いでしょう。

それぞれの家庭の事情があるので帰国の時期がままならない面がありますが、英語ができる場合であれば高校受験の方が有理であるとは言えるでしょう。

ただ、この場合でも数学や国語の対策はしっかりしなければならない。

これもまた海外にある日本人向けの塾を利用するか、あるいは通信教育を利用するか、ということになりますが、体力があるぶんだけ、こちらの方がやりやすいかもしれません。

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