手順は柔軟に

3校とも入試は国語からスタートします。(試験科目の順番は湘南が公表しているだけなので、中等部、普通部は変わる可能性がありますが。)

で、まずは国語からやるということは、漢字をやって、言葉の知識をやって、それから物語文、説明文(逆の手順の子もいるでしょうが)と進んでいくように練習していると思います。

また、算数で言えば、まずは全体を見回して、計算を先にやって、という風に進んでいくでしょうが、この「計算がくせもの」であることが往々にしてあります。

慶應の計算はそれほど複雑ではないが、つい、急いでいるから、答えがうまくない。

例えば中等部の場合は、答えのケタ数は解答欄からわかるので、自分の答えがそのケタ数にあっていないと、「違う」ということになる。(ある意味、これは便利ではあるのですが。)

この瞬間にあせるのです。

その結果として、うまく先がすすまなくなったりする。あわててやり直してまた違ったりすると、ちょっとヤバいと思いがちなのです。

計算を最初になるのはあまりお勧めではありません。まあ、全体を見回して、少しできそうかなあ、という問題をちょこちょこやって、3問目ぐらいに計算をやりたいところです。

そうなると、落ち着いてもいるし、うまく桁数があわなかったら、やめて、違う問題をやる。

いや、これ大事なことなんです。というのは、式を見たときに、何らかの思い違いをしていることがある。それが固定観念から離れていないが、自分では気が付かない。だから、合わない。

なので、止めてほかの問題をやって、また戻ってきたりすると、そこで問題を見直すから、「あ、ここまでカッコがある」みたいなことがわかったりするのです。

だから試験を進める手順は柔軟にしておいた方が良い。

「こうでなければならない」
みたいに固めない方が良いでしょう。

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