2025年 慶應義塾湘南藤沢中等部の国語

今年の国語は問題用紙が16ページありました。

2025年慶應義塾湘南藤沢中等部 国語問題用紙

【国語】
1 おなじひらがなを2文字ずつ入れる出題 5題
□□つく □□わめく □□はらす □□ねいり→なき

2 説明文 高橋雅延「記憶の深層ー<ひらめき>はどこから来るのか 」小問8問
文中漢字書き取り5問 記述なし 書き抜き、選択問題のみ。
本文A4上下2段 2.5ページ
3 物語文(蟹江杏 「あの空の色がほしい」より)小問8問 
記述3題 字数制限なし1題 本文A4上下2段 7.5ぺージ 

1番は例年通り、言葉の問題。どうしても帰国の子が多いので、それなりに、国語の知識も聞いておこうという意図で毎年出題されています。
今年はそれほど難しいわけではなかったので、正解率は高かかったでしょう。

ここのところ、説明文が2.5ページ、物語文が7,5ページと本文だけで10ページあるので、それが当たり前になった感があります。ただ、問題文が長い割に、問題はそう難しいわけではないのdす。

例えば物語文の出題に関しては問一から問三までが言葉の問題。問四から問六までが選択問題。問七が適語解答。とそこまで時間がかかる問題ではないので、まあ、人によっては問題文を読まずに答えていたかもしれません。
ただ、問八の記述はそうはいかないので、どう解き進めるかは何回か連取してみると良いでしょう。

進学館では問題数の少ない順に解く、という指導をしているので、今年の問題は1→4→2→3という順番になりました。同じ配点であっても、1問解答する時間は違いますから、やはり「早く終わる問題」から解いていくのが王道です。

これは普通部や中等部でも同じですから、やり方を徹底していくと良いでしょう。

4 テーマ作文は絵に十字以内の題名をつけ、その理由を百五十字以内で説明する問題でした。特に何が答えということではなく、その題意に合わせた条件で作文を書ければ、特に問題はありません。なので、書き慣れていることが一番でしょう。

出題としては例年通りでした。