夏休みにクリアしたい課題

夏休みの目標として一番大事なのは、算数の基礎を一通り、全部できるようにしておくことだと思います。それ以外ではあと、なるべく過去問が進めばいいとは思うものの、別にやらなければいけない、というものでもない。

よく市販されている問題集は10年分入っているので10年分は是が非でもやらなきゃ、と思われるかもしれませんが、10年前の問題はやはりデータが古い。

社会や理科では、現在と違うデータになっている場合もあるでしょう。また、当時の時事問題は今の子どもたちにとっては、大変細かい知識になります。

例えば小泉政権は郵政解散しましたが、郵政解散とはいったい何か?当時の子どもたちは時事問題として当然知っていたでしょうが、今の子どもたちは何のことやら判然としないでしょう。

だからあまり古いものをやって、やらなければいけないことを増やしてもいけないのです。

それよりは算数の不得手をなくしておいた方が良いでしょう。場合の数はちょっと、とか、規則性は今ひとつ、みたいなところがあれば、基本問題の範囲でいいので、とにかく「基礎だけはできる」という状態にはしておきましょう。

もともとそれほど難しい問題が出題されるわけではないので、基本ができていればある程度解決できてしまうところはあるのです。

まずはそこに目標を置いてください。
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