暦に関する問題

慶應進学館 夏期講習のお知らせ

2019年慶應普通部の問題です。

次の文を読んで,あとの問いに答えなさい。

明治政府が,明治5(1872)年の11月9日に,「改暦」をすることを発表しました。それまで, 日本では細かい改暦はあるものの,約1200年もの間,太陰暦が使われてきました。太陰暦では,(     )を暦の基準にしました。文明開化を推し進める新政府にとっては,これまでの太陰暦をやめて欧米各国が採用している新暦の( ア )暦に改めることは必要なことだったのです。この改暦にともなって,この年の12月3日が翌明治6(1873)年1月1日になりました。
 国民への発表から23日後め改暦の実施はあまりに急で,改暦の評判は国民には悪かったようです。
そこで福澤諭吉は解説書として『改暦弁』という本を発行しました。福澤は,分かりづらいことを誰にでも分かりやすいように説明することが得意でしたから,新暦が分からないという人々にとっては,公転や自転の仕組みなど,最適な解説書になりました。
 さらに,西洋で行われている次の三つのことがらについて説明しています。一つ目は、「西洋にては一七日(ひとなのか)を一( イ )と名づけ,世間日用の事,大抵一(イ)にて勘定せり」、ソンデイ(サンデー)は休日にて,商売も勤めも何事も休息する」と紹介し,二つ目には,「一年は十二に分かち,十二箇月とす。その名と日の数,左のごとし」として,一年の月の名前と日数のことを紹介しています。三つ目には,改暦と同時に変えられた( ウ )の表し方について「まず短針の指す所を見て次に長針の居所を見るべし」と述べています。

1.( ア )~( ウ )に当てはまることばをそれぞれ書きなさい。

2.(     )に当てはまることがらを書きなさい。

3.下線部について,明治5年には「文明開化七つ道具」が流行語になりましたが,それに含まれ
るものを次のア~オからすべて選んで記号で答えなさい。

ア.郵便  イ.蒸気船  ク.電灯  エ.ラジオ  オ.活動写真

4.最近,夏を中心とした時樹に標準時を1~2時間程度早める制度を導入するかどうかが話題に
なりました。この制度を何と言いますか。また,この制度がねらいとしている効果に当たるもの
を,次のア~オから2つ選んで記呼で答えなさい。

ア.労働者の睡眠時間を増やしたい。
イ.労働者の休日を増やしたい。
ウ.日中の暑さを回避したい。
エ.海外からの観光客を大幅に増やしたい。
オ.経済面で個人の消費を増やしたい。

【解説と解答】
1 太陰暦から太陽暦へ変更されました。イは週、ウは時刻。
(解答)ア 太陽 イ 週 ウ 時刻
2 月の満ち欠けです。
(解答)月の満ち欠け
3 郵便と蒸気船。
(解答)アイ
4 サマータイムは1時間繰上げることで、暑さを回避すると共に消費を増やす目的があります。
(解答)制度:サマータイム ウオ


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